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上級キャンパーたちが焚き火台に求めるものとは?プロ目線のギア選びを聞いてみた

  • 2024.5.15

長い年月、焚き火を楽しんできたGARVY連載陣たちは、どんな焚き火台を愛用しているのだろうか。
数ある所持品のなかで「いまはこれがベスト!」と思う焚き火台とその理由を語ってもらった!

■A-sukeの〈ファイヤーサイドアウトドア〉ポップアップピット

【A-suke プロフィール】
アウトドアカフェ「BASE CAMP」店主。本誌にて数々のレシピを紹介!

チュンチュンさん(アウトドアコーディネーターの小雀陣二さん)が使っているのを見て即購入。
とにかくファイアースペースがデカいのがいい。

アルミのボディなので焚き火自体を大きくできるわけではないが、真ん中で焚き火をしてその横にやかんを置くなどが可能で、何とも言えない直火感があるのだ。

■長野修平の〈ベアボーンズ〉ファイヤーピットグリル

【長野修平 プロフィール】
ネイチャークラフト作家、野外料理人。本誌にて「長野修平のこもれびクラフト工房」を連載。

焚き火台に最も求めることは、炎で料理がしやすいこと。
そんな焚き火台を長年探し続けてきても見つからず。
直火ができるフィールドだけが理想の焚き火場だった。

ところが最近出会ってしまったこのベアボーンズのファイヤーピットグリル。
74cmのボウル状の火床はワイドに火を焚くことができ、付属ハンガーバーで自分の定番調理の焚き火ベーコンが簡単に吊るせる。

昇降式の網では直火ローストビーフやスキレット調理。
火床では12インチダッチオーブンで調理しつつ、大きな鍋やケトルで湯も沸かせる。

アジャスタブルレッグを付けると立ったままでそれらすべての調理が可能。
長く太い丸太薪も入り、放っておいても数時間火が消えることがない。
まるで大きな直火をローとハイの両方でできるという魔法のグリルであり焚き火台だ。

■森勝の〈ソロストーブ〉ライト

【森勝 プロフィール】
低山小道具研究家。愛称はモリカツ。
本誌「キャンプギア研究室」にて、こだわりまくりの独自目線でギアを紹介!

大きな炎が好きな人もいれば、チロチロと小さな火が好きな人もいる。
熾で料理を作るのが好きな人もいれば、ただ炎を眺めるのが好きな人もいる。

私の場合は完全燃焼が好き。
子どもの頃は燃えるゴミを完全に燃え尽くすことが仕事だったのでその名残り。
このソロストーブは二重になった壁で空気を熱して二次燃焼を促進し、完全燃焼が容易にできる。

煙もほとんど出ないウッドストーブだ。
ソロクッカーに収まり、組み立ていらずで出すだけで使える手軽さもいい。
歩きながら小枝を拾い、河川敷などで炎を見ながら湯を沸かし、ご飯を作って帰るだけのデイキャンプ&ハイキングのときに活躍する。

■トヨタ白川郷自然學校の〈スノーピーク〉焚火台L

【トヨタ白川郷自然學校 プロフィール】
岐阜県白川村の雄大な自然を生かしたアウトドア体験を提供する自然學校。
その模様は本誌連載「白川郷フィールドノート」にて。

トヨタ白川郷自然學校のナイトプログラムやキャンプで、夜のすてきな時間を演出をしてくれます。
冬も雪の上で大活躍。

安定感がある本体の上に付属のグリルガードを使うと、焚き火の火でダッチオーブンやクッカーでアウトドアクッキングも楽しめる優れモノ。
小さい子どもたちとの「初めての焚き火」レッスンでも活躍してくれています。

出典/ガルヴィ2022年10月号

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