話題沸騰！ 日本シャフト『VULCANUS』はアマチュア専用設計で飛距離が伸びる！

日本シャフトは、アイアン用スチールシャフトで高いシェアを誇るメーカーですが、最近では高い技術と斬新な発想で作られたドライバー用シャフトも人気となっています。中でも、最新モデル『VULCANUS（ヴァルカヌス）』は、そのままのヘッドで、スイングを変えずに飛距離が伸びると大きな話題になっています。

◆アマチュアゴルファーの弱点を解消する独自の設計が魅力

飛んで曲がらないティショットを手に入れて、スコアアップを実現するには「シャフト」を見直すのが近道です。最新のカスタムシャフトは高性能な素材をふんだんに使うことで、スイングそのものを良い方向に変えてくれます。「リシャフト」は上達志向の強い女性ゴルファーにとって、今注目のキーワードなのです。

今回は飛距離を伸ばしたい女性ゴルファーにおすすめなモデルとして、日本シャフトの『VULCANUS（ヴァルカヌス）』をご紹介します。

日本シャフトは、『N.S.PRO』シリーズを始めとしたアイアン用スチールシャフトが人気のメーカーです。女子プロゴルファーを中心に高い使用率を誇っており、バリエーション豊かな設計と製品精度の高さに定評があります。最近ではその高い開発力と生産技術を生かして、ドライバー用カーボンシャフトにも力を入れており、その最新モデルが『VULCANUS』です。シャフト本体価格は88,000円（税込）。『V300』、『V410』、『V520』の３つの重量のモデルがラインナップされています。

多くのシャフトは、ツアープロからの要望に応える形で開発が進みますが、『VULCANUS』は、アマチュアゴルファーの悩みを解消することをコンセプトに設計されています。

開発を進めるにあたって、日本シャフトは2000人以上にも及ぶゴルファーのスイングを解析し、シャフトに必要な性能を分析。アマチュアゴルファー特有の飛距離をロスする原因を見つけることに成功し、それを解消するためのシャフト開発を進めてきました。特にヘッドスピードが遅いゴルファーの飛距離アップを叶えるための特性を備えていますので、もっと飛ばしたいと願う女性ゴルファーにもおすすめなモデルになっています。

◆自然にヘッドスピードが速くなって飛距離が伸びる

『VULCANUS』の特性について、より詳しく解説していきましょう。

まず、アマチュアゴルファーの飛距離が伸びない原因としてインパクト時のエネルギーロスが挙げられます。どれだけ速く振れたとしても、効率の悪いインパクトでは思ったほど飛距離は伸びてくれません。そこで同社が注目したのが、シャフトの“つぶれ”です。

スイングをすると、シャフトに負荷がかかり、曲線を描くようにしなります。この時、シャフトは同時につぶれるように変形しているわけですが、このつぶれ方をコントロールすることで、ヘッドスピードを上げながら、効率的なインパクトに作れるように設計されているのが『VULCANUS』なのです。

つまり、『VULCANUS』の装着されたドライバーは、どんな振り方をしても、ヘッドがスムーズに走り、自然と効率的なインパクトになってくれるわけです。スイングそのものを変えることで、女性ゴルファーが本来持つポテンシャルを最大限まで引き出してくれて、飛距離アップを叶えてくれます。

さらに『VULCANUS』は、高性能な素材を使うことで、『V300』であればシャフト重量が41グラムと軽く仕上げられています。ユニークなのは、各重量に最適化したスペックに調整することで、フレックス（硬さ）の表記をなくしていることです。重さだけでシンプルにシャフトを選ぶことができるのも『VULCANUS』のメリットだと言えるでしょう。飛距離を伸ばしたいけど、どんなモデルを選べばいいか分からないという方には、ぜひ最初に『VULCANUS』を試していただきたいです。リシャフトを行う醍醐味が感じられるはずですよ。

取材・文／田辺直喜

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