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水上恒司が考えるアートとは?「自分を豊かにしてくれるもの」幼い頃に影響を受けた作品などをネホハホ

  • 2024.5.15

もっと知りたい アートな男、水上恒司

昨夏の大分会場を皮切りに、京都を経て東京にやってきたアーバン・アート『MUCA展』。

その東京会場公式アンバサダーに就任した俳優・水上恒司さんがarに登場。自身も個展を開催するほど、アートと関わりの深い彼にインタビュー!

水上恒司。ar6月号より

水上恒司
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。ドラマ『中学聖日記』で俳優デビュー。近年の主な出演作に、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』、ドラマ『黄金の刻』などがある。

水上さんにとってアートとは?

「人は衣食住さえあれば生きていけるはず。でも、生きていくのに絶対的に必要のないものたちこそが、自分を豊かにしてくれるものなんじゃないかな。そのひとつのツールとしてアートがあると思います。

僕が幼い頃に影響を受けたのはジブリ作品。特に『もののけ姫』の残酷さと"それでも生きていかないといけないんだよ"というメッセージは、僕が今、子供たちに伝えていきたいことのひとつで、本当に多くのことを受け取ったと思っています。

今回の展覧会で一番好きになったのが、馬が描かれたリチャード・ハンブルトンの「Charge」。僕にはこの絵が地獄を走る馬に見えました。まるで日本の地獄絵図を思わせる世界だったので、海外の人にも仏教の地獄の知識があるのかなど興味深かったです。

今こうして見ている現代アートって、将来僕らが年を重ねた時には現代のモネやゴッホみたいな存在になってたりするのかと考えると不思議な気持ちになりますね。

この展覧会では作品を本当に近くで見ることができるんです。画面越しとは違う、生での鑑賞をぜひ体験してほしいです。」

テレビ朝日開局65周年記念 『MUCA展 ICONS of Urban Art~バンクシーからカウズまで~』開催中!

水上恒司さんが東京会場公式アンバサダーを務める『MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』が6月2日まで、森アーツセンターギャラリーで開催中。

ar(アール)web

テレビ朝日開局65周年記念
『MUCA展 ICONS of Urban Art~バンクシーからカウズまで~』

アーバン・アートと現代アートに特化したドイツ・ミュンヘンの美術館「Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)」が所蔵するコレクションが日本上陸! 日本でも人気の高いバンクシーやKAWSをはじめ、JRやインベーダーなど10名の世界的アーティストの作品が一堂に会する貴重な機会は、絶対見逃せない!
@森アーツセンターギャラリーにて6月2日(日)まで開催中。

彼も感じたアートの奥深さをぜひ体感してみて。

Model:水上恒司 Photo:Kumagai Naoko Text:Kamakura Hiyoko

 
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