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300ヤード以上飛ばす秘訣は?飛ばし屋・男子プロのスイングを解説

  • 2024.5.15

今回は、300ヤード飛ばすためのお手本にしたいツアーきっての飛ばし屋・杉原大河プロをピックアップ。

300ヤードは無理でも、自分に合った「飛ばしスタイル」を見つけて学ぶことで、大幅な飛距離アップが望めます!

飛びの秘密:超絶拮抗スイング

上下左右、回転。すべてのズレを上手に利用してパワーを増大!

300ヤード以上飛ばす秘訣は?飛ばし屋・男子プロのスイングを解説
Point1:テークバック時にヘッドが先に動くことで、体から手元が遠ざかる力が発生するPoint2:トップで背中が反るのはこのあと丸まるための準備。背中を丸めていきながら力を放出する
300ヤード以上飛ばす秘訣は?飛ばし屋・男子プロのスイングを解説
Point3:切り返しで左足に踏み変えることで、瞬間的に骨盤が開くPoint4:肩が足や腰よりも深く回り、効率よくクラブヘッドが加速している

【アドレス】
特徴的なポイントはふたつあります。ひとつ目はハンドファーストな構えでロフトが立った状態かつ、フェースを閉じて構えていること。手元よりもクラブが遅れてインパクトすることを計算してのことでしょう。ふたつ目は、右足のツマ先が外を向いていること。これによって右股関節の可動域が広くとれるのでバックスイングを深くすることができます。

【テークバック~トップ】
少しだけヘッドを先に動かすことで腕が伸ばされています。腕の長さが最長のままバックスイングを行なうので、左足からグリップまでがとても遠い。少し背中が反っているのは、このあとダウンスイングで背中が丸まっていく準備です。

【ダウンスイング】
野球のバッターが前足を踏み込むかのように、ツマ先が少し内側を向いています。地面と足裏の摩擦を余すことなく回転力に変えているのです。大きく開いた腰のラインに対して肩のラインは右後方を指しており、体幹部には非常に強いハリが生まれています。 右の腰が高く維持され、クラブがインサイドから入りすぎないようにすることでショットの安定性も確保。

杉原大河

●すぎはら・たいが / 1999年生まれ、徳島県出身。175cm、80kg。東北福祉大学在学時にABEMAツアー史上3人目のアマ優勝。23年シーズンで初シード獲得。23年のドライビングディスタンスは312.99ヤード。フリー。

解説= アッキー永井

●ながい・あきふみ(永井研史) / 1987年生まれ、神奈川県出身。 “アッキー” の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

写真=ゲーリー小林

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