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【一生モノバッグ】28歳スウィートガールに送る♡ 買ってよかった名品バッグ3選

  • 2024.5.17
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そろそろ一生モノバッグと出会いたい、そう考えるスウィートガールも多いハズ。そこでおしゃれな先輩方にそれぞれの一生モノバッグを披露していただきました。出会いや着こなしの取り入れ方など素敵なエピソードにも注目です!

審美眼あるおしゃれ大先輩
多方面で活躍するスタイリストの方々がsweet世代のころに出会った一生モノバッグを大公開!

スタイリスト/辻 直子さん

自分のライフスタイルに寄り添ってくれる一生モノ

HERMÈSのコンスタンス ミニ

「コンスタンス ミニを購入したのは30代前半ごろ。エルメスのバッグは他にも持っていますが、ミニマルなレザー素材にシンボリックなHロゴをあしらったデザインが魅力のショルダーバッグは上品にもカジュアルにも取り入れられるアイテムです。

存在感の強いハイブランドのバッグを着こなしに取り入れるとき、私にとって決まったルールはないけれど、バッグだけに視線が集中してしまわないよう、着こなしになじませることを大切にしています。

バッグだけでなく、ジュエリーなども含め、何かを買うときは、そのアイテムを持った自分が思い浮かぶかどうかを基準に考えます。

一生モノとは、その人のライフスタイルに寄り添ってくれる物と思っているので、一生モノとして購入するというよりかは、使い続けていった先に自分なりの一生モノになっていくのだと感じています。

私自身、20代のころはブランド名でモノ選びをしていたこともありましたが、高価な物という理由だけで、一生モノになるわけではないと学びました。

だからこそ段々と、買っただけで満足するのではなく、また、ブランド名にとらわれず、年を重ねても使い続けられるかどうかを考えて選ぶようにしています。

自分がどういったスタイルが好きでどういうスタンスでファッションを楽しんでいるのかを知り、ワードローブに合うものを自分なりの尺度で探すことが、モノを選ぶ力を養うヒントになるのではないかと思います」

スタイリスト/斉藤くみさん

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SWEETWEB.JP(@stylist_kumisaito_ReNAVEディレクター @nave_jp/AFFECTディレクター @affect_jp)

経年変化で味のあるヴィンテージに育てる!

HERMÈSのケリー 28

「ケリーは、30歳の誕生日記念でパリに住んでいる友人に会いに行ったときにエルメス本店で購入しました。ボックスカーフという艶やかな素材に惹かれて購入したこのバッグはお祝い事からカジュアルな日常着まで合わせられるという守備範囲の広いアイテム。お着物にも似合うし、子どもの行事などにも重宝しています。28という程よいサイズ感や上品なゴールド金具、外縫いならではの洗練された雰囲気も、使い続けられる理由のひとつ。職人のクラフツマンシップを感じるエルメスは、他にもバーキンや、コンスタンス、ピコタンといった名品を揃えています。やはり、時代を超えて愛され続けている“名品”と呼ばれるものには理由があるので、なぜ、そう呼ばれているのか、その理由を知るためにショップで実際に触ってみたり、歴史を遡って調べてみたりすることも大切。また、実際にブランドの生まれた本国で買うというのもオススメ。そのブランドが生まれた街で、街を歩く人のファッションをチェックしたり、空気感を感じたりすることも素敵な経験になると思います。名品を知り“これが欲しい”という目標を作ることも自分のモチベーションを上げる最良の方法だと思います」

スタイリスト/木津明子さん

SWEETWEB.JP(@akikokizu66)

モードもストリートも好きな私のベストバイ♡

CHANELのチェーンバッグ

「このバッグを購入したのは27歳で独立したてのころ。NYの友人に会いに行ったときにマンハッタンのセレクトショップで購入しました。

ブラックレザー×ゴールドチェーンが主流だったころにネイビーレザー×シルバーチェーンに一目惚れ。

まだまだ駆け出しでお金に余裕がなかったころだったけれど、海外という特別感にも背中を押された、いい思い出。購入したばかりのころは、日常的にヘビロテしていました。

クラシカルなモードなスタイリングにも、カジュアルにも合わせやすいのがシルバーチェーンの魅力。

最近は、そこまで使っていなかったけれど、いいヴィンテージ感も出てこなれてきたので、また使いたいなと思っています。

シャネルは歴史もドラマティックでそのなかでもチェーンバッグはアイコニックな存在。バッグだけでなく全てのデザインに女のコがときめく特別感を感じます。

将来は派手なコートも着こなしちゃうようなおしゃれなおばあちゃんになるのが目標。一生モノのバッグ選びは、自分のスタイルとフィットするかどうか。“将来はこういう人になりたい”という自分の理想像の中に、そのモノが入っているかどうかを考えることで、自分だけの一生モノに出会えるのではないかと思います」

illustration : green K

text : REMI SATO

web edit : KIMIE WACHI[sweet web]

※記事の内容はsweet2024年5月号のものになります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

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