1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「連続優勝」より「大会連覇」が難しい? 岩井千怜プロが“3連覇”への挑戦権を獲得【国内女子ツアー豆知識】

「連続優勝」より「大会連覇」が難しい? 岩井千怜プロが“3連覇”への挑戦権を獲得【国内女子ツアー豆知識】

  • 2024.5.14
  • 4065 views

国内女子ツアー第11戦、RKB×三井松島レディスは、岩井千怜プロの大会2連覇で幕を閉じました。なかなか難しい“大会2連覇”ですが、JLPGAツアー史上では52回目の達成となりました。そこで、今回は大会連覇について調べてみました。

Getty Images

◆大会連覇記録はソレンスタムプロの5連覇

RKB×三井松島レディスをディフェンディングチャンピオンとして迎えた岩井千怜プロは次のように語っていました。「大会2連覇は特に意識していません。毎試合勝ちたい気持ちですが、今週もそういう気持です」と、あくまでも他の試合同様、単に出場した試合に過ぎないというわけです。そして最終日を終えた後、「勝てたことにホッとしています」と胸をなで下ろしていました。最終日最終組の好位置で回ったチャンスを逃さなかったことに安心したのでしょう。

見方を変えると、自らに余計なプレッシャーをかけず、目の前の1打に集中したかったのかもしれません。どちらにせよ、通算12アンダーで大会2連覇を飾ったことは間違いありません。

さた、大会2連覇ですが、今回の岩井プロで52回目の達成となります。これを多いと思うかどうかは人それぞれでしょうが、大会3連覇となると、過去に達成したのはわずかに3人となります。ちなみに、その1人であるアニカ・ソレンスタムプロはミズノクラシックで大会5連覇を達成しており(01~05年)、これが現在の連覇記録となっています。

岩井プロが来年大会3連覇に挑むわけですが、もしも達成したら史上4人目となるだけに、大記録と言えるでしょう。また、3連覇を達成した残りの2人は、伊藤園レディス(94~96年)でのローラ・デービーズプロとニチレイレディス(14~16年)での申ジエプロです。

大会2連覇を最も多く達成しているのは、不動裕理プロの6回です。その次がアン・ソンジュプロとイ・ボミプロの4回です。3回達成者はいなく、2回達成者は安井純子プロ、具玉姫プロ、古閑美保プロ、全美貞プロ、フォン・シャンシャンプロ、鈴木愛プロ、テレサ・ループロの7人でした。

◆「連続優勝」記録も“5試合連続”が最高

ディフェンディングチャンピオンが優勝するのも難しいですが、2試合連続の優勝も簡単ではありません。過去の記録を調べると、2試合連続優勝は56回ありました。これはあくまでも連続して出場した試合についての記録であり、2週連続での優勝以外も含みます。

3連覇同様、3試合連続優勝も難しく、達成した人数は一気に減ります。過去に3試合連続優勝を達成したのは5人で、そのうちの1人は5試合連続優勝を飾ったソレンスタムプロです。勘のいい方はお分かりだと思いますが、ソレンスタムプロは、01年から05年までミズノクラシックにしか出場していなかったのです。それはそれですごい記録ですよね。

3試合連続優勝を飾った他の4人は福嶋晃子プロ、宮里プロ、全プロ、鈴木プロです。このうち、全プロと鈴木プロは3週連続で優勝しています。

The post 「連続優勝」より「大会連覇」が難しい? 岩井千怜プロが“3連覇”への挑戦権を獲得【国内女子ツアー豆知識】 first appeared on Regina(レジーナ).

元記事で読む
の記事をもっとみる