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「遅れてごめん」→「帰っていいよ」…え?デートの待ち合わせ場所に着いたら彼からまさかのひと言

  • 2024.5.14
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私が20歳だったときのお話です。人生で初めて男性から告白され、浮かれた私はその人と交際することになりました。しばらくお付き合いをしていたある日。私たちの関係が終了する驚きの出来事が……。

初めてされた告白に浮かれて即OKした私

大学生になってもなかなか彼氏ができず、秘かに悩んでいた私。そんな私が大学3年生のとき、ある男性から告白をされました。人生で初めて受けた告白です! 彼の人となりを詳しく知っていたわけではありませんでしたが、初の告白に浮かれ、私はすぐにOKをしました。

彼は同じ大学生。一緒に出かけることもありましたが、どちらかというと学生らしく勉強を教え合うことが多かったように思います。私が苦手な科目に頭を悩ませているときでも、彼といるだけで楽しくなってくるような感覚があって……。本当に舞い上がっていたのでしょう。しばらく楽しいお付き合いが続いていました。

あっけなく交際終了

ところが! あるデートの日に待ち合わせ場所へ行くと……彼の隣には見知らぬ女性

状況がのみ込めないまま、「遅れてごめん」と声をかけると、彼は私に向かってひと言「帰っていいよ」と……。

意味がわかりません。「は? どういうこと?」と聞いても、彼は隣の女性に顔を向けたままで、こちらを見ようとしません。「この女性はあなたの知り合いなの?」と尋ねると、なんと彼は「好みだったから声をかけた」と言うのです! それも平然と!

呆れてしまった私は何も言えずその場から立ち去ることしかできませんでした。そして翌日、彼に「もう会いたくもないし別れる」と電話で伝え、こうして私にとっての初めての男女交際はあっけなく終わってしまったのでした。

その後の私は、少し引きずったものの、気持ちを切り替えて勉強とバイトに全集中。大学4年生になり、思ったよりもスムーズに就職が決まったときは、とてもうれしかったです!

ちなみにこの元彼は、例の女性にあっさりフラれたそう。友人によれば、「大学で1年の女子に声をかけ、あとを追いかけ回していた」とか。そして、女性を追いかけ回すことに熱心なあまり、単位がおろそかになって、なかなか大学を卒業できず大変なことになったそうです。「交際相手はもっと慎重に見極めよう」と学んだ初めての恋でした。

著者/三上由香
イラスト/ほや助

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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