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注意されて「ウケるんだけど」子を叱らない義姉とわかり合えない

  • 2024.5.14

皆さんはわが子にどのような子に育ってほしいと思いながら接していますか?人に迷惑をかけそうなときは叱ったり、説明したりとていねいに向き合う必要があるシーンもありますよね。今回ご紹介する作品は、わが子を全く叱らない母親のエピソードです。Aiさんの作品『叱らない義姉と乱暴な甥っ子』をご紹介します。どうぞご覧ください。

ストレスの原因は叱らない義姉

千秋さんは、現在妊娠中です。大きくなったおなかを抱えて生活をしています。そんな千秋さんは夫の実家に住んでおり、義母、義兄、義姉、そして甥っ子と同居をしていました。

千秋さんには一つ大きな悩みがありました。それは、義姉と甥っ子の存在です。甥っ子のカン太くんは少しわがままで乱暴です。そして、母親である義姉はそんなカン太くんを絶対に叱らない人だったのです…。そんな親子に千秋さんは日々ストレスをためていきます…。

しつけは誰がするの?

幼い子どもがいけないことをしたら、親が相手にきちんと謝罪し、わが子にも何がいけないのか伝えるべきですよね。しかし、カン太くんにそれを伝えるのは、なぜか叔父である千秋さんの夫が担っていました。

わが子の育児方針は人それぞれかもしれません。しかし、他人に危害を加えるかもしれない、迷惑がかかるかもしれないときはきちんとしつけなくてはいけませんよね。叱らずとも、いけないことは「いけない」と説明する必要があるはずです。

このままではカン太くんは、善悪の判断を知らないまま成長してしまうかもしれません。

幸せになるには、自分の家庭と向き合って

義姉はシングルマザーでカン太くんを育てていました。そんな疲れや不安から、周囲に八つ当たりしたり甘えたりしてしまったのかもしれません。

世の中にはいろいろな家庭があります。そしてそれぞれの家族の幸せの形があり、正解不正解はありませんよね。周囲と比べて「うちはあの家と比べて…」とネガティブになるよりも、自分の家庭としっかり向き合ってみると、自分たちにとって必要なものは何か見えてくるでしょう。

『叱らない義姉と乱暴な甥っ子』は、子どものしつけや家族の幸せについて改めて考えさせられる作品です。

著者:ゆずプー

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