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「娘に会いたい」6年前に失踪した元夫→懇願されたので、真実を教えてあげた結果!

  • 2024.5.13
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私の妊娠中、離婚届を置いて消えた夫。あれから6年、突如現れた夫は「娘に会いたい、やり直そう」と言ってきました。

理由も告げず、私とおなかの娘のためだと言って去っていった夫。そんな夫がノコノコまた姿を現すとは思いもしませんでした。どうやら偶然私と子どもが一緒に歩いているところを見かけたようで、「娘に会いたい。まだ俺に未練があるのだろう」としつこく迫ってきたのです。離婚届はすでに出しているし、もうすっかりあんな人のことは忘れていたのに……。彼が出ていったときの苦しみを再び思い出し、気分が悪くて仕方ありませんでした。

元夫のたくらみ

そこで私は、当時は「言えない」と言っていた元夫の失踪理由を聞いてみることに。夫曰く「友人の借金の保証人になり、借金取りに追われていた」とのこと。しかしその程度の話なら、私に言えない話ではありません。元夫は警察や弁護士に相談しても解決しないような、とんでもなく危険な人たちに借金していたと言いました。

とにかく私は、あの当時とても不安で、怖かったのです。突然の失踪だけならまだしも、貯金をすべて持ち去られたという事実もあるのですから。

元夫が1度でいいから娘に会いたいと懇願してくるため、私は今まで支払ってこなかった養育費を支払うのであれば会わせると条件を出しました。その条件をのんだ元夫と、週末モールで会うことに。けれども、結局元夫は養育費を持ってきませんでした。

元夫はたった1回娘に会っただけでは……と急に養育費の支払いを渋りだし、復縁を求め、一緒に今私たちの住む家で暮らしたいと言い出したのです。「絶対に無理だ」と言って断っても、すがりにすがってくる元夫。本当は養育費なんて支払うつもりがないのだろうと問い詰めると「子どもが自分にもっと懐いてからじゃないと」とまで言ってきて……。

次回は養育費をすこし用意してくると言うので、とりあえず次の面会日を決め、会うことにしました。

ワナにかけて仕留める!

次の面会日、私は待ち合わせ場所で待つ夫に連絡をし、もう二度と会わないと告げました。元夫はそれを聞き、ブチギレ。


「なんで娘は俺に全然懐かないんだ」
「顔も似てないしかわいくない」

そこで私は、真実を告白。
「当たり前じゃん」
「血がつながっていないんだから」

それを聞いて、私の不倫を疑ってくる元夫。実は元夫が会っていたのは、次女でした。いくら会っていなかったからといっても、自分の子ども(長女)の年齢を覚えていないものでしょうか。どう見ても6歳には見えない幼い次女を見て、自分の子どもと勘違いしてたのです。

実は私は6年前に元夫との離婚届を出し、数年前に再婚していました。どうやら表札に元夫の名字が載っていたため、元夫は誤解したよう。実は再婚相手も、元夫とまるっきり同じ名字だったのです。

だまされたと騒ぎ出した元夫ですが、私は養育費をもらえるものならもらいたかっただけですし、それに自分や家族を苦しめた元夫に仕返しをしたかったのもあり、連絡を取り続けていました。そして今回もう一度元夫を呼び寄せたのにはある理由があったのです。

ウソにまみれた元夫

実は元夫の失踪当時、私や元夫の両親はひどい目に遭っていました。彼が失踪した本当の理由は、不倫。反グレのような怖い人の女性に手を出し、追われていたのです。そして、逃走資金としてわが家の貯金に手を出し、友人たちからも借金をし、逃げていました。

その当時私が住んでいた家には、こわもての人たちが何人も乗り込んできて、元夫を探して家中のものをひっくり返されたこともありました。妊婦の私が、どれだけ怖い思いをしたか、元夫にはわかっているのでしょうか。また同じ人たちが元夫の実家にも乗り込んだこともあったそうで、元夫の両親もいまだ相当怒っています。

今回、「元夫が現れた」と私から連絡を受けた元夫の両親は、元夫に借金返済をさせるためある計画を立てていました。その計画とは、元夫の両親の遠縁に遠洋漁業者がいるため、元夫をそこに預けて金を稼がせ、借金返済やひどい目に遭った人たちへの償いをさせるということ。その中には、わが家への養育費未払い、持ち逃げしたお金に関する償いも含まれていました。

結局、元夫は1年間の遠洋漁業の仕事に携わることになり、乗船。

どうやら元夫が私の前に現れた理由は、飲み屋の女性に入れ込んで、お金が必要になっていたからということ。本当に懲りない人です。

彼のことは一生許せないと思いますが、今回で1つの区切りをつけられた気がします。私は今ある幸せを大切に守っていきたいと思います。

6年ぶりに目の前に現れたかと思いきや、自分勝手な理由で戻ってきた元夫。しかし元夫の両親が協力してくれたおかげで、妻の中で1つの区切りがついたのはよかったですよね。妻には元夫のことは忘れて、今いる家族と幸せな人生を歩んでいってほしいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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