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園バスから「娘だけ降りてこない」誘拐を疑う騒動を経験した母親の話

  • 2024.5.13
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夫婦であっても、身内であっても情報共有はとても大事なことですよね。特に子どものことは、しっかりと把握をしておきたいものです。今どこで誰といるのか、ということを知っておかないと、何かあったとき大きな混乱を生みます。今回ご紹介する作品は、夫と義母の考えなしの行動により、トラブルになりかけたある母親の話をご紹介します。ツムママ(@tumutumuo)さんの作品『娘が拐われた』をご紹介します。どうぞご覧ください。

幼稚園から帰ってくるはずの娘がバスに乗っていない

ユリさんは娘であるサクラちゃんのお迎えのため、急いで支度をしています。今日は午前保育の日。間もなく幼稚園のバスが着きます。

いつも通り、バス停に行くユリさん。しかし、バスの中からわが子が降りてくる気配はありません。とうとう最後の一人が降りてきてしまいました。サクラちゃんはどこにいるのでしょうか…。

娘をさらった犯人はまさかの義母?

お迎えや引き渡しは原則、決まった人でなければならない、など園によってルールがありますよね。それは、引き渡しのときに子どもが事故や事件に巻き込まれることを防ぐためです。万が一知らない人に引き渡すなんていうことがあってはなりません。それくらい、園側でも気を使っていることです。

ユリさんは、幼稚園に連絡をとり、義母が迎えに来たということを知ります。真意は分かりませんが、夫からの連絡があったということもあり、サクラちゃんの身の安全は一応できる状況。しかし、ユリさんは、義母がお迎えにくるということを全く知りませんでした。

メールでも電話でも一言、お迎えの話を夫か義母がしてくれていたら、こんな騒動にはならなかったはずですよね。ちょっとした行き違いから、大きなトラブルにつながることがあります。特にわが子のことはしっかりと情報共有しましょう。

身内でも、守るべきルールは守ってほしい

普段遠く離れて暮らしている義母は、かわいい孫と遊びたくてユリさんへの断りを入れずにお迎えに行ったということが判明します。身内だったからよかったものの、もしこれが本当に他人への引き渡しだったら、大変なことになります。普段お迎えに行く人以外が対応するときは、双方の合意がなければ誘拐と変わりませんよね。

ユリさんはとても不安な時間を過ごしたはずです。幼稚園との信頼関係にも影響があるかもしれません。義母は自分のしたことがいかに自分勝手だったかよく反省してほしいですよね。

孫を思う気持ちはありがたいかもしれませんが、ユリさんには大きな迷惑となった今回の事件。身内と言えど最低限のルールは守り、お互い気持ちよく交流をしていきたいものですよね。

著者:ゆずプー

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