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「小汚い犬と出ていけ」私の家に転がり込んできた義両親に追い出された!?お望み通り出て行った結果…

  • 2024.5.13

私と夫・ナオヤは、犬を引き取ったことをきっかけに付き合うようになり結婚しました。中卒で就職した私は、祖父が残してくれた古い一軒家に住んでいました。ひとりで生活するには広すぎる家で、中学卒業以来ずっと続けているひとり暮らしに淋しくなった私は、犬か猫でも飼いたいなと考えていたのです。

ちょうどそんなタイミングに、当時友人だった夫が飼っていた犬が子どもを生んだという話を耳にしました。里親を探していると聞き、即連絡したのです。

犬をきっかけに結婚

ナオヤの家からわが家にきたのは、穏やかで人懐っこい小犬。真っ白な子だったので、シロという名前を付けました。

それ以来ナオヤは、ちょくちょくやってきてはシロと遊んで帰るようになりました。次第に私たちの距離が縮まり、ごく自然な流れで付き合い始めて、3年後にプロポーズ。シロとともに、結婚生活をスタートさせました。

それからしばらくは平穏な結婚生活を送っていたのですが、ある日突然、義両親がわが家を訪ねてきたのです。一体何事かと思っていると、夫は「ようこそ!」と言って、にこやかに出迎えていました。

苦痛しかない同居生活

夫の話によると、どうやら古い義実家はメンテナンスが必要な時期だったそう。さらに荷物であふれ返った実家での暮らしが窮屈だと夫に相談があり、部屋が余っているわが家での同居を提案したと言うのです。

敷地内にある離れに住んでもらえば、私たちの生活は変わらないと夫は言い張りますが、何の相談もなしに決めるなんて信じられません。

最悪なことに、すでに実家は売却の手配をしてしまったとのこと。もうどうすることもできず、突然の敷地内同居生活がスタートしました。

夫の嘘

てっきり別世帯として完全に別の生活をするのかと思いきや、食事時になるといつもわが家にやってくる義両親……。生活費をくれる素振りも見せません。

一度きちんと同居のルールを決めたいと申し出ましたが「中卒なのに意見するな」と話になりません。家で仕事をする私を無職だと見下し、息子のお荷物だとネチネチ言うので、その都度訂正していましたが、何をいっても「嘘をつくな!」と聞く耳もたず、シロへの対応もひどいもの!

ついには「小汚い犬と一緒に出ていけ」と怒鳴られてしまい、私は荷物をまとめて出ていきました。

なんとかペットと泊まれる宿を見つけ、ひとまず夫に連絡をすると、夫は申し訳なさそうに「あの家、親には俺が買い取ったって話しちゃってるんだよね……」と言うではありませんか。なぜそんな嘘をついたか聞くと、若くして自立して立派な家に住む私に嫉妬しまったと……。

離婚の決め手は…

夫は何度も謝ってきましたが、私は受け入れられませんでした。このタイミングで家を取り返してくれればよかったのですが、家を義両親に譲って自分たちは他の家を借りようと言い出す始末。

私の祖父の家なのに明け渡さなければならないこと、家があるのに別の家を借りようとすることが信じられません。これが引き金になり、私は離婚を決意しました。

離婚を告げた夫の第一声は「家はどうなるの?」と、私の家を占拠する義両親の心配。すぐに売却の手続きをすると言うと、明らかに動揺しているのがわかりました。

しかし、そんなこと私には関係ありません。翌日、役所に離婚届を提出し、家の売却手続きを進めました。幸い売却先はすぐに決まり、義家族は退去するしかない状況となりました。


その後、義家族と元夫がどこに行ったのかはわかりません。離婚して少し淋しさはありましたが、シロが慰めてくれたので意外にもすぐに落ち着きました。

犬も立派な家族の一員。むげにするのはもってのほかです。言葉は話しませんが人間の言葉はわかっているはず。これからも1人と1匹、仲良く過ごしてほしいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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