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新入社員、負けないで!【社会に出て生まれる“悩みの種”】配属ガチャ、同期との関係、解決策は?

  • 2024.5.13

「新しい環境、なれた?」〜新入社員の悩み〜

「新しい環境、なれた?」〜新入社員の悩み〜
「新しい環境、なれた?」〜新入社員の悩み〜

今年あたらしく就職したみなさま、もう会社にはなれましたか? 新しい環境下で、さまざまな不安に襲われて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、入社して間もない新入社員の人から聞くことの多い悩みを4つ取り上げ、解決方法やメンタルの保ち方などを産業カウンセラーの筆者が解説します。不安な気持ちがなくなることはないかもしれませんが、少しでも心が軽くなり「とりあえず明日も仕事がんばろう!」と思っていただけたら嬉しいです。

悩み1:配属先がどうなるか不安

「配属ガチャ」という言葉もあるように、希望の配属先に行けるかどうかは運任せという感覚の強い人が多いようです。せっかく就職活動を終えたのに、配属先が決まるまでの宙ぶらりん状態は就職活動中に戻ってしまったようで辛いという声も聞きます。

メンタルを保つ方法としては、まず新人の配属先を決める際に考慮される事項を具体的に確認しましょう。「配属先がどうなるかわからない」という漠然とした宙ぶらりん状態よりも「〇〇がどう判断されるかわからない」といった具体的な未確定事項に落とし込んだほうが、不安は小さくなります。

そのうえで、研修時の成績や配属面談でのアピールなど自身の頑張りでコントロールできる事項については、対策をしましょう。反対に自身がコントロールできない事項については「なるようにしかならない」と手放せると気持ちが楽になります。「なるようにしかならないのだから」といったん横に置いて、悩む時間を自身の好きなことをする時間にあてられればベストです。

悩み2:仲良くなれそうな同期がいない

「無理に仲の良い同期を作る必要はありませんよ」が模範回答でしょう。ただし、この不安を打ち明けてくれ人の多くは、「そうは言っても…」と続けます。仲間外れになりたくない、同期は大切にしたほうがいいと先輩にいわれた、など理由はさまざまあると思いますが、「仲の良い同期が欲しい」が本音にあるのではないでしょうか。

そのような人にお伝えする言葉は「仕事の苦労を乗り越えた後に同期と話すと自然と仲良くなるよ」です。たとえば大変だった新人研修が終わったあとや、同じ会社の違う部署に配属されてしばらく過ごしたあとなどのタイミングで、ぜひ同期とランチや飲み会などに行ってみるなど、おすすめです!

会社の同期というのは学生時代の同級生と比べると共通点が少ない同士が集まっているため、打ち解けるまでに時間がかかるものです。しかし同じ苦労を乗り越えると共通点が増え、会話も弾むようになります。仲良くなれそうな同期を見つけるのは、会話が弾むようになってからでも良いのではないでしょうか。

悩み3:残業の多さ

昨今のブラック企業に関する評判なども手伝って、残業の多い生活に不安を持たれている人もいるでしょう。イマドキの社会人は給料が多いことよりも拘束時間が短くなることを望む傾向があります。

このお悩みに対して、たとえば上手に定時あがりする方法など小手先の対処法を身につけるのも一つの手ですが、おすすめは短い時間でもできる趣味を今のうちに見つけておくことです。残業の多い生活が嫌だという気持ちには、好きな事をする時間を削りたくないという気持ちが隠れています。反対に、残業が多く忙しい毎日でも自分の好きなことに割く時間を作れれば、意外と辛くはないものです。

悩み4:仕事内容が自分に合わない

学校とは違い、就職した企業には長い方で約40年も勤務することになります。社風や仕事内容など、自分に合わなかったらどうしようと不安に感じられる人が多いのもうなずけます。

この不安に打ち勝つためには、矛盾するようですが、「不安を消そうとしない」ことが一番の近道です。不安だという気持ちを自身で受け止めたうえで、期限を切ってみてください。たとえば「自分に合わないと思っても1カ月は頑張ってみよう。1カ月たっても合わない、楽しくないと感じるようなら、辞めてもいいことにしよう」といった塩梅です。

自分が自分の一番の味方になること、そして期限を付けることで「頑張ってみよう」という気持ちが生まれやすくなります。くれぐれも自分を追い込みすぎないように、そして会社や仕事に慣れるまでは、先のことを考えすぎるよりも今日を、今週を、そして今月を乗り切ることを優先して考えてみてください。

(まっきー)

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