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サラ・ジェシカ・パーカーが娘たちにも教えている食べ物との付き合い方

  • 2024.5.13

サラ・ジェシカ・パーカーは昔からカリスマ的な存在だ。最近は若い世代もサラを通して“素晴らしい女性”の在り方を学んでいる。

人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の全6シーズンがネットフリックスで解禁になったいま、サラ・ジェシカは再び世間の注目の的。ロンドンのサヴォイ劇場で上演中の『プラザ・スイート』の舞台では夫で俳優のマシュー・ブロデリック(59歳)と共演し、夫婦ともども多忙な時期を過ごしている。

とはいえ、どんなにスケジュールが詰まっていても、美味しい食事を楽しむ時間は犠牲にしないのがサラ・ジェシカ。そのうえ彼女は『Invivo X, SJP』という自分のワインブランドまで持っている。

つい先日、サラ・ジェシカは子どもたちに食べ物と健全な関係を築いてもらうためにしていることをファンに明かした。それは一体どんなことで、サラ・ジェシカ自身は多忙なライフスタイルをどのような食生活で支えているのか。普段の食事内容とお気に入りのカクテル(ヒント:キャリー・ブラッドショーのイチ押し)も含め、彼女の食卓を覗いてみよう。今回はこの内容をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

朝食は抜くこともあれば、ガッツリ食べることもある

2021年に本人が『Grub Street』誌に語ったところによると、サラ・ジェシカの朝食は日によって大きく違う。「私は基本的に撮影がある日以外は朝食をとらないタイプ。でも、撮影がある日はボリュームたっぷりのクレイジーな朝食をとる。家で仕事をするときは、早起きしてコーヒーを飲むだけ」

朝食をとるときは、行きつけのショップで買ったベーグルにケリーゴールド(グラスフェッドのメーカー)のバターとマスタードを塗って、サラミを挟む。半熟卵に塩コショウを振って食べ、マンゴーとアボカド、カッテージチーズをサイドディッシュにすることも。

ランチにはサンドイッチとパワーシェイク

『Grub Street』誌に対してジェシカは、ツナ、ハラペーニョ、チリソース、バジルソースをパンに挟んだスパイシーなサンドイッチに目がないことも明かしている。ランチのお供にはバナナ、イチゴ、バニラミルク、氷で作ったパワーシェイク。冷蔵庫に残っているスープや炒め物をランチにすることも多いそう。

ディナーでは創造性を発揮する

パーカー×ブロデリック夫妻の家庭ではディナーが非常に大事。サラ・ジェシカはポッドキャスト『Ruthie's Table 4』の中で、ディナーは「毎晩」家族みんなで一緒に食べていることを明かした。

「私が撮影中のときや彼が舞台に立っているときはもちろんそうはいかないけれど、日曜の夜は必ず一緒に食べている。家にいるときは2人のうちのどちらかがディナーを作る。私たちは料理するのが大好きだから」

『Grub Street』誌によると、夫のマシューは彼女以上に料理好き。

「私は彼ほどレシピを見ないし、彼はステップが無数にあってもひるまない」と同誌に語ったサラ・ジェシカ。「彼はとても落ち着いていて、私のようにキッチンを走り回ることもない。ものすごく忍耐強くて穏やか。素晴らしいシェフ。私も毎日のように料理をするけれど、彼ほどレシピを読み込まない」

マッツォボール(※)のスープやマシュー特製のボロネーゼはディナーの定番。「彼のボロネーゼにはみんな夢中。この10カ月で違うバージョンを4~5回作ったんじゃないかしら。レイチェル・レイのレシピもイナ・ガーテンのレシピも試したし、古き良きボナペティ(レシピサイト)のレシピを見て、3時間半煮込んでいたこともある。どういうわけか、私たちはとにかく彼のボロネーゼが好きなのよ。ちょっと重めで昔ながらの一品。他のことが考えられなくなるくらい1日中ぐつぐつ煮込んで作るタイプのボロネーゼ」

この夫婦はチキンストックも自分たちで作っているそう。

※ジューイッシュの伝統クラッカー「マッツォ」を砕いて卵と鶏油と混ぜ合わせたもの

私生活でもコスモポリタンが好き

サラ・ジェシカ演じるキャリー・ブラッドショーはコスモポリタンが大好きだった。そして、彼女は私生活でも、このカクテルを愛してやまない。「夫婦ではワインを飲むけれど、私はカクテルも好き。コスモポリタンは本当に大好きよ。上手に作る方法は知らないけれど、本当に好き」

とはいえ、サラ・ジェシカが私生活でもコスモポリタンを飲み始めたのは『セックス・アンド・ザ・シティ』のドラマと映画の撮影の「ずっと後」だったそう。

娘たちには食べ物との健全な付き合い方を教えている

サラ・ジェシカと兄妹姉妹が生まれ育った家庭では、砂糖、甘いお菓子、精白パンを食べることが禁じられていた。でも、彼女がポッドキャスト『Ruthie's Table 4』の中で語ったところによると、このアプローチは両親が望んでいるのとは正反対の効果をもたらした。

「その言いつけを守ったことはほとんどない。私は自分を否定するのが苦手だから」

この経験からサラ・ジェシカは、自分の子どもたちに対してまったく違うアプローチを取っている。「我が家にはクッキーもケーキも何でもある。そのほうが結果的に(食べ物と)健康的な付き合いができると思う。実際、私の娘たちは健康的な体形をしているし、これからもそうであってほしい。あの子たちはアスリート。食べ物を楽しんでいるし、異なる味覚を持っている」

「あの子たちには食べ物と敵対してほしくない。食べ物が敵のように感じることや、食べ物から自分の身を守られなければならないと思うようなことはあってほしくない」

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Korin Miller Translation: Ai Igamoto

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