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意外な結果!? インテリアの「最も合わせにくい色」ランキング

  • 2024.5.13
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調査により、部屋のカラーコーディネートで人々を最も悩ませている色のTOP10が明らかに。気になる攻略法と一緒にご紹介。

EyeWolf

インテリアの上手なカラーコーディネートのコツは、使用する色のトーンや陰影(明度)を合わせたり、逆にあえて合わせなかったり(ミスマッチさせたり)すること。さらに、寒色と暖色、鮮やかな色とくすんだ色、派手な色と柔らかい色のバランスをとることなども、重要なポイントになる。

とはいえ、本当に気に入った色の組み合わせを実現するのはなかなか難しいもの。なかには、その他の色と比べて特に合わせにくいものもある。

例えば、最もシンプルな白は、どの色ともよく合う。けれど、くすんだ濃いオレンジ(バーントオレンジ)やスチールグレー、スチールブルーなどをベースカラーにしたい場合、合わせる色を選ぶことは、どうしても難しくなってしまうのだ。

Andreas von Einsiedel

イギリスのインテリア&キッチン関連商品の専門店、マグネット社のジェン・ナッシュによると、色の受け止め方には主観的な側面もあることから、“正しい組み合わせ”は存在しないとのこと。ただ、失敗しにくい組み合わせや、検討するときにおさえておくとよいポイントがいくつかあると言う。

では、どの色が最も他の色と組み合わせにくいのか、マグネット社がグーグルの検索データに基づいて行った調査の結果をまず見てみよう。

AsiaVision

1. グリーン2. ブラウン3. グレー4. パープル5. レッド6. ブルー7. オレンジ8. ピンク9. イエロー10. ネイビー

この順位を見て最も驚くのは、従来は組み合わせが難しいとされてきたオレンジやピンクなどの大胆な色が下位に入っていることだろう。その一方で、より落ち着いたグリーンやブラウン、グレーが上位に入っている。

Ilona Shorokhova

ナッシュによると、色選びの強い味方になってくれるのは、「カラーサークル(色相環)」。どの色であれ、すべての色には必ずマッチする3つの組み合わせのルールがあり、それはこの「色相環を見ればすぐにわかる」とのこと。

「まず“色味が同じ”、つまり、単色でそろえることが最も簡単です。彩度と明暗が異なるだけだからです」

「そして、赤とオレンジなど、カラーサークル上の隣り合う色同士を使えば、“調和のとれた”組み合わせになります」

「そして、3つの組み合わせのなかで最も鮮やかな印象になるのが、“対照的な”色同士を合わせることです。イエローとパープルなど、カラーサークルの正反対の位置にある色、“補色”とも呼ばれる色同士の組み合わせです」

データが示しているとおり、最も多くの人が組み合わせに悩んでいるのがグリーン。ナッシュによるとその原因は、この色の汎用性の高さ・多用途性といえるのだそう。

Andreas von Einsiedel

色相環上で暖色と寒色の間に位置するグリーンは、それらのどちらとも好相性。中間色や無彩色のグレーとも、鮮やかなピンクやイエローとも、組み合わせることができる。ナッシュは、どの色でも「恐れず試してみることです」と話している。

ただ、間違いがなく、同時にインパクトもある組み合わせとして挙げているのは、ブラウンや中間色(ニュートラルカラー)とのコンボ。自然を思わせるグリーンには、陰影を問わずアースカラーがよく合う。アースカラーの天然素材のアイテムやアクセントを取り入れることも、おすすめだという。

ナッシュいわく、「明るく淡いグリーンは、ブラウンの暖かみと素晴らしい対照をなします」とのこと。

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