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【ダイソー】シェラカップがなんと100円!気になる使い勝手を徹底レビュー

  • 2024.5.13
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ダイソーで買えるシェラカップは【3+1種類】

ダイソーでは、容量や素材の異なるシェラカップが販売されています。シェラカップは、食事を取り分けたりコーヒーを飲んだり、切った食材を入れる調理道具としても使用でき、キャンプでいくつあっても困りません。まずは自分の用途に合ったシェラカップがあるかチェックしてみましょう。

【ダイソー】ミニステンレスシェラカップ(40mL、2個)

片手に収まるほど小さいシェラカップです。アウトドアブランドからは、60mLサイズのミニシェラカップが販売されていますが、ダイソー製はさらに小さい40mL。2個セットでお得感があり、とにかくかわいい!小さいギアが好きなキャンパー必見です。

基本情報

【基本情報】 ・製品名:ミニステンレスシェラカップ(40mL、2個)
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅8.5(持ち手含む)×奥行き5.6×高さ3cm/個
・容量:40mL/個
・重さ:20g/個(実測)
・素材:ステンレス鋼

 

容量は「40mL/個」

製品名には「40mL」と記載がありますが、満水で50mL入りました。

たけのこの里が10個ほど入るサイズ感です。

素材は「ステンレス」

素材はさびにくく強度の高いステンレス。表面はややマットな艶感で、実質1つ50円とは思えない上品さを感じます。直火・オーブン・レンジなどでは使用できません。

メモリは「なし」

メモリはないため、計量はできません。

持ち手は「約3cm」

持ち手の長さは約3cm、折り曲げてある部分は約2cmです。

「握る」より「つまむ」という持ち方が正解かもしれません。

持ち運び

一般的なシェラカップに収まり、携帯性は抜群!金属音や傷つきが気になる人は小さな袋に入れるのがおすすめです。

ミニステンレスシェラカップの活用方法

ミニステンレスシェラカップは、ソースや薬味を入れる小皿としての活用がおすすめ。小さなキャンプテーブルを使うときは、テーブルの上が混雑しがちです。そのようなときでも、直径5cm程度のミニシェラカップであれば場所を取りません。

【ダイソー】プラシェラカップ(黒)

黒いプラスチック(ポリプロピレン)製のシェラカップです。多くのシェラカップは金属製ですが、色つきのものがほしい人や、金属同士のぶつかる音が苦手な人におすすめです。

基本情報

【基本情報】 ・製品名:プラシェラカップ(黒)
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅17.5(持ち手含む)×奥行き12×高さ4.5cm
・容量:270mL
・重さ:41g(実測)
・素材:[本体]ポリプロピレン [ハンドル]ステンレス鋼

 

容量は「270mL」

満水状態で270mLの水が入りました。

約160g(1人前)のご飯をよそった様子

素材は「ポリプロピレン(プラスチック)」

表面はざらざらとしており艶のない質感です。耐熱温度は80℃のため、沸騰したお湯は入れないようにと説明書に記載されています。両サイドから挟むように強い力を加えるとやや変形してしまい、金属に比べると強度は低く感じました。直火・オーブン・レンジなどでは使用できません。

メモリは「50mL刻み」

内側に50mL刻みのメモリがあります。調理のときに役立ちますが、薄暗い場所では見えにくいかもしれません。

持ち手は「約6.5cm」

持ち手の長さは約6.5cm、折り曲げてある部分は約3cmです。

折り曲げてある部分が短いため、握りにくさを感じました。バーベキューで長時間持ち続けるようなシーンでは手が疲れるかもしれません。

プラシェラカップ(黒)の活用方法

プラスチック製のシェラカップは熱い食品や飲み物には使用できませんが、お菓子やサラダを入れるのにおすすめです。お菓子は袋や箱に入ったまま食べるより、シェラカップに入れるとキャンプの雰囲気も盛り上がります。袋が風で飛ばされる心配もありません。

【ダイソー】ステンレスシェラカップ 折り畳み式

人気のあまり「売っていない!」と話題になっている、折りたたみ式のステンレスシェラカップ。ハンドルを折りたためるため、コンパクトに持ち運べます。

基本情報

【基本情報】 ・製品名:ステンレスシェラカップ 折り畳み式
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅21(持ち手含む)×奥行き12××高さ4.5cm
・容量:300mL
・重さ:82g(実測)
・素材:ステンレス鋼

 

容量は「300mL」

プラシェラカップと大きさはあまり変わりませんが、容量は少し多い300mLです。

約160g(1人前)のご飯をよそった様子

素材は「ステンレス」

素材は丈夫なステンレス。マットな質感に仕上げられており高級感があります。直火・オーブン・レンジなどでは使用できません。

内側に小さな傷があり、店頭にあるものを見てみましたが全て同様の状態でした。運送時の傷かな?とも思いましたが、おそらくハンドル部分の接合によってできた傷のようです。全体的にはきれいに仕上げられているため、小さな傷ですが目立ってしまい少し残念でした。

メモリは「100mL刻み」

内側には100mL刻みのメモリがあります。数字が大きくてとても見やすく、薄暗い場所でも問題なく使えそうです。実際に水を入れてみましたが、容量の誤差はほぼありませんでした。

持ち手は「約10cm」

持ち手の長さは約10cm、折り曲げてある部分は約2cmです。

構造上、一般的なシェラカップより持ち手が長い設計です。フライパンのように握って使用でき、筆者としてはとても持ちやすいと感じました。手の大きな人でも使いやすそうです。

折りたたむときは、画像のように左右から力を加えて持ち手を折り曲げます。個体差はあるかもしれませんが、最初は硬くて折りたたむのに少し苦労しました。しかし、繰り返し使用しているうちに動きがスムーズになったので、購入したら実際にキャンプで使用する前に何度か曲げ伸ばしをしておくのが良いかもしれません。

持ち運び

折りたたみのシェラカップは、単体ではコンパクトに収まりますが、スタッキングするときは持ち手が干渉してしまいきれいに重なりません。

重ねて持ち歩きたい場合は、一番下にすることでほかのシェラカップときれいに重なります。ただし折りたたみタイプを2つ以上重ねる場合は、斜めになったり、内側に傷がついたりしてしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。

【ダイソー】ステンレス手付きボウル 12cm

シェラカップとほぼ同じ見た目ですが「手付きボウル」として販売されているこの製品。筆者が購入した店舗ではアウトドア用品コーナーで販売されていました。シェラカップと違う部分があるか、シェラカップとして使用できるかなどをレビューしていきます。

基本情報

【基本情報】 ・製品名:ステンレス手付きボウル 12cm
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅17.5(持ち手含む)×奥行き12××高さ4.2cm
・容量:300mL
・重さ:48g(実測)
・素材:ステンレス鋼

 

容量は「300mL」

満水状態で300mLの水が入りました。ダイソーの折りたたみシェラカップや、一般的なアウトドアブランドの製品と同じくらいの容量です。

約160g(1人前)のご飯をよそった様子

素材は「ステンレス」

素材はステンレス。金属特有の艶っとした輝きがあります。表面の質感だけを見ると「ボウル」という名称にも納得できる気がします。直火・オーブン・レンジなどでは使用できません。

メモリは「なし」

メモリはないため、計量はできません。

持ち手は「約6.5cm」

持ち手の長さは約6.5cm、折り曲げてある部分は約3.5cmです。

折り曲げてある部分がある程度長いため、指に掛けられて持ちやすいと感じました。ただし、角度が広いためロープやワイヤに掛けるのは難しそうです。

左:ダイソーのプラシェラカップ(黒)・右:ダイソーの手付きボウル

幅がありワイヤも太いため、手が大きい人でも持ちやすそうです。

一般的なシェラカップの持ち手は縁部分に通されていますが、ダイソーの手付きボウルは溶接で取りつけられています。強い衝撃が加わったときや長期間の使用で外れる可能性があり、耐久性は少し心配です。

持ち運び

ダイソーのプラシェラカップ、アウトドアブランドのシェラカップが両方ともきれいにスタッキングできました。ただし、持ち手の溶接部分で傷がついてしまうかもしれないため、一番下にするのがいいかもしれません。

アウトドアブランドのシェラカップと比較してみた

ダイソーとアウトドアブランドのシェラカップを比較してみました!見た目はほとんど変わらないものの、アウトドアブランドのシェラカップは1,000円程度から販売されており、ダイソーの110円(税込)と比べると価格の差は歴然です。そのほか、素材や構造の違いなどを細かく分析しました。

ダイソーとアウトドアブランドの製品、どちらにするか迷っている人は参考にしてください。

素材の違い【プラシェラカップ】

プラスチック製のシェラカップといえば、UNIFLAME(ユニフレーム)の「カラシェラ300」が人気です。カラー展開はユニフレームが多いものの、見た目はほぼ変わりません。

しかし、実は使用されているプラスチックの種類が違います。ダイソーのプラシェラカップはポリプロピレン製、一方のユニフレームは「PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂」が使用されています。PBTは耐熱性に優れていることが大きな特徴です。そのため、カラシェラの耐熱温度は150℃と高く、熱いお湯も入れられます。

素材の違い【金属の種類】

ダイソーのシェラカップはステンレス製のみですが、アウトドアブランドからはステンレス以外にチタンや真鍮など、あらゆる金属を使用したシェラカップが販売されています。素材の違うシェラカップを使いたい人は、アウトドアブランドのアイテムを購入するしかありません。

しかし、ダイソーからチタン製の折りたたみスプーン(税込330円)が販売され、大きな話題を集めました。近い将来、ダイソーから「チタン製シェラカップが販売されるのでは…!?」と筆者は期待しています。

持ち手の違い

ダイソーとアウトドアブランドのシェラカップは、持ち手の形状が大きく異なります。Snow Peak(スノーピーク)のシェラカップは、大きく曲げられた部分が指にフィットしてとても握りやすいことが特徴です。一方のダイソーのシェラカップは、折り曲げてある部分が短く「握りにくい」「手がちょっと疲れるな」と感じました。

また折り曲げてある部分が短いと、ロープやワイヤに掛けにくくなります。キャンプや自宅で「掛ける収納」をしたい人は、持ち手の形状をしっかりと確認した方がいいかもしれません。

ダイソーのシェラカップは「直火NG」

ダイソーのシェラカップは全て直火では使用できません。一方のアウトドアブランドのシェラカップは、直火で使用できるものも数多く販売されています。直火NGの金属は高温の熱が加わると変形したり、破損の原因になったりすることがあります。シェラカップで湯沸かしや炊飯をしたい人は、アウトドアブランドのアイテムを使いましょう。

シェラカップの収納もダイソーにお任せ

ダイソーではシェラカップ専用の収納グッズが販売されています。複数個持ち運ぶことが多いシェラカップは、ばらけないようにまとめて収納したいですよね。ぜひシェラカップとセットで使ってみてください。

シェラカップポーチ

シェラカップを5個程度まで収納できるポーチです。この記事で紹介したシェラカップは全て収納できました。ダブルファスナー仕様のため、持ち手の位置に関係なく簡単に開け閉めができます。生地に強度はありますが厚みはないため、内容物を衝撃から守ることは難しそうです。
【基本情報】 ・製品名:シェラカップポーチ
・価格:110円(税込)
・サイズ:直径13.5×高さ5cm
・素材:[本体]ポリエステル [ファスナー]ポリエステル、PET、亜鉛合金
・カラー展開:ベージュ、カーキ

 

簡単食器固定バンド

伸縮性のあるシリコン製の固定バンドです。とてもやわらかく伸びが良いため、5つのシェラカップでも楽に取りつけられました。金属同士がぶつかる音を防ぐ効果もあります。
【基本情報】 ・製品名:簡単食器固定バンド
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅12.6×奥行き8×厚さ2cm
・素材:シリコーンゴム

 

ダイソーでシェラカップとあわせて買いたいアイテムを紹介

ダイソーではシェラカップがより便利に使えるアイテムも販売しています。ここでは特に人気のアイテムを2つ紹介します。

シェラカップ用フタ

スノーピークのシェラカップにジャストフィット!

灰やほこりが入るのを防げるシェラカップ用のふたです。ふたのほか、皿やまな板としても使用可能。また、シェラカップのサイズによってはフィットしない場合があります。縁はやや鋭利なため、やすりがけをしてから使用するのが安心です。
【基本情報】 ・製品名:シェラカップ用フタ
・価格:110円(税込)
・サイズ:幅13.7(持ち手含む)×奥行き12×厚さ0.2cm
・素材:ステンレス鋼

 

シェラカップ用おろし器

ダイソーのプラシェラカップ(黒)にジャストフィット!

シェラカップにセットして使えるおろし器です。縁に固定できるため、ずれることなく大根やにんにくをおろせます。キャンプだけでなく、自宅でも使える便利グッズです。こちらもシェラカップのサイズによっては使えない場合があります。
【基本情報】 ・製品名:シェラカップ用おろし器
・価格:110円(税込)
・サイズ:直径12.6×高さ2cm
・素材:スチロール樹脂

 

ダイソーのシェラカップは100円なのに優秀だった!

ダイソーでは、サイズや素材、構造の異なるさまざまなタイプのシェラカップが販売されています。握りにくさを感じたり、直火NGで利用シーンが制限されたりすることはあるものの、取り皿やカップとしてしっかり役立ちます。アウトドアブランドの製品と比べるととても安く購入できるため、個数を増やしたい人や試しにシェラカップを使ってみたい人にもおすすめです。

ダイソーの製品は売切れ、終売になってしまうものも多いため、気になった人は早めに最寄りの店舗をのぞいてみましょう。

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