「えっ」赤く染まる料理に衝撃で言葉を失った。結婚して知った夫の「偏愛」とは？

私は夫と結婚し、食卓を共にするようになってビックリしたことがありました。それは……。

味付けした料理にまで…

結婚して一緒に暮らすようになってからわかったことですが、夫はケチャップが大好きで、何にでもケチャップをかける人でした。とんかつや天ぷら、卵焼きや焼きナスにはもちろん、サラダや冷ややっこにまでかけるほどケチャップが大好きなのです。

何にでもケチャップをかける姿に私は衝撃……。私がしっかり味付けをして作った料理も無残にも赤く染められ、すべてケチャップ味に。結婚してすぐのころは、せっかく作った料理を台無しにされた気持ちが強く「ケチャップはやめてほしい」と言っていましたが、それでも夫のケチャップ愛は変わらなかったため、最近は「それで本人がおいしい食事ができて満足するのであれば……」という気持ちで見守っています。

結婚当初は驚いてしまいましたが、一緒にいる時間を重ね、いくら小言を言ったところで、夫の趣味趣向は変わらないとわかるように。食事となれば1日に何度も共にしなくてはならないですし、「相手を変えるより私が変わるほうが早い」という気持ちで、私自身の考えと対応を切り替えています。

これも長く夫婦生活を続ける秘訣なのかもしれない、と最近は感じています。

著者／佐藤ななこ
イラスト／ほや助

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室