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【進化系カステラ】長崎土産の新ジャンル「ネオ・カステラ」実食ルポ!和泉屋

  • 2024.5.13

長崎の定番土産、カステラ。さまざまなブランドが趣向を凝らした商品を販売しているなか、今回は1956年創業の「和泉屋」が販売している個性的で可愛い「ネオ・カステラ」に注目してみます。3切入りの小さなボックスや、なかには1切入りのパッケージのものまでそろい、ばらまき土産にもぴったり。実食ルポでお届けします。

進化系カステラを生み出す「和泉屋」とは

「和泉屋」は、1956年に長崎で誕生したカステラブランド。もちろんシンプルな王道スタイルのカステラも販売していますが、テーマに「いつも新しいおいしさを」と掲げているだけあって珍しいものが多く、興味をひきます。長崎の銘菓であるカステラが、これからも多くの人に愛されるものであってほしいという意味を込めて、商品開発に力を入れているようです。

なかでも、長崎カステラの伝統を継承しつつ、新たなカステラの可能性を引き出したのが「カステラスイーツ」と呼ばれるシリーズです。今回は「長崎しよこらあと」と「綺麗菓(きれか)」を購入したので、詳しくご紹介します。

カステラのホワイトミルクがけ「長崎しよこらあと」

こちらは「長崎しよこらあと」のホワイト。同ブランドで一番人気だという五三焼カステラが、ホワイトミルクでコーティングされています。

全体的に甘さを感じられますが、小さめなので「もうちょっとほしいな」と思える絶妙なサイズ感。底のざらめもちゃんとあります。シンプルでやさしい味わいのカステラが、見た目も味もワンランク華やかになった新ジャンルのスイーツ。コーヒーや紅茶と一緒に味わいたくなる、洋風カステラだといえるでしょう。

冷やして食べてもおいしいとのことなので、春夏シーズンのお土産にも喜ばれそうですね。ビターチョコバージョンもあります(オンラインショップ購入の場合、賞味期限は30日程度)。

2層の華やかなカステラ「綺麗菓(きれか)」

こちらは長崎の言葉で「綺麗な」という意味をもつ「きれか」からインスピレーションを得て生まれた「綺麗菓(きれか)」シリーズ。

福岡県八女産の抹茶を使用した上の層に、北海道産の大納言をミックスした下の層。どちらも素材の味を感じられますが、各々の食材が主張しすぎないほっこりとした味わいのバランスがちょうどよい。異なる2層のテイストを同時に楽しめる、嬉しいカステラです。

なによりこのビジュアルは、カットしてお皿に盛り付けてこそ最高に美しい姿を見せてくれます。他にはない、とにかく綺麗なカステラです。今回いただいたのは「抹茶」で、ほかに「蜂蜜」もありました(オンラインショップ購入の場合、賞味期限は30日程度)。

ミニサイズの種類が多い「和泉屋」はお土産にぴったり!

今回購入した3切入りのボックスは、長崎のちょっとしたお土産によいサイズ感。なかには1切入りのものもあり、個包装が多くないカステラ界でバラマキ土産に使える貴重な存在です。職場などで配るシーンはもちろん、自分で食べ比べを楽しむにももってこいです。

「和泉屋」は、シックなイメージを持つカステラ業界に新たな風を吹き込んだように感じます。カステラの新ジャンル「ネオ・カステラ」を、一度味わってみてください。

和泉屋 本店

住所:長崎県長崎市万屋町4-16

電話:095-820-0080

営業時間:10:30〜18:30

 

©︎Yukika Sonoda

 

 

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