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優先席に座る私…”妊婦の無言アピール”も無視。すると、男性が席を譲る|女女平等

  • 2024.5.12

このお話は主人公・横島ゆりこが子持ちパートの松村さんとの出会いや、自身の妊娠・出産を通して、働く女性の生きづらさを実感しながら成長する過程を描いています。会社帰りのゆりこは、電車の車内で優先席に座っていました。すると目の前に、大きなおなかを抱えた妊婦さんが乗車してきました。ゆりこが席を譲らずスマホをいじっていると、近くにいた男性が妊婦さんに席を譲りました。神谷もち(@mochidosukoi)さんによる作品『女女平等』第12話をごらんください。

ゆりこにとって、松村さんの家庭事情も電車の中で出会った妊婦さんの事情も、何も関係ないことです。しかし、妊婦さんやお年寄りに席を譲る心遣いは大切です。またそのような姿勢が、より良い社会を作るために重要です。

働く女性の生きづらさを解消するには?

このお話は、女性管理職の横島ゆりこが妊娠・出産を経験して、女性の働き方やジェンダーに向き合う姿を描いています。独身時代のゆりこは、未婚・既婚に関わらず、平等に仕事の責任を分かち合うべきだと考えていました。そのため、時短勤務の子持ちパート・松村さんにも厳しく接していました。

その後しばらくすると、今後はゆりこが授かり婚をすることに。出産ギリギリまで働くつもりでいても、つわりで休職せざるを得ず、産後も保育園に入れないなど苦しい状況が続きます。職場復帰後も思うように働けない中、働き方を変えるように提案されるなど、キャリアは思い通りにならないことの連続に。

ゆりこは、働く母という立場になって初めて、育児しながら働くことの苦労を実感しました。そして、立場は違えど女同士、さまざまな事情を抱えている人の気持ちに寄り添える人になりたいと思えるようになったといいます。『女女平等』は、ゆりこの働き方や価値観の変化を通じて、育児と仕事の両立に悩む人に勇気を与えてくれる作品です。

著者:kotti_0901

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