約200店閉店から黒字回復したファミレス【ジョイフル】、食べて悲しい気持ちになったワケ

全国に約630店舗を展開するファミレスチェーン「ジョイフル」。コロナ禍に業績が悪化したことから、2020年7月から約200店舗を閉店しました。それから数年後、23年6月期の連結業績において営業損益は17億円の黒字に転換しています。業績好調なジョイフルのメニューを実際に食べてみました！

※価格はすべて税込です。
※価格や商品は2024年5月9日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。

全国に約630店舗を展開するファミレスチェーン「ジョイフル」。コロナ禍に業績が悪化したことから、収益の改善が見込めない、およそ200店舗を20年7月から順次閉店しました。

その後、23年6月期の連結業績は純利益が前期比36%減の16億円だった半面、コロナ禍が明けて客足が戻り、売上高は27%増の590億円、営業損益は4期ぶりに17億円の黒字に転換しています。

その後、24年6月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比3.4倍の22.1億円に急拡大と好調です。

そんな中、ジョイフルは4月16日より創立48年を記念した創業祭メニューを展開中です。

ジョイフルの創業祭メニューは、ミックスグリルやチキンステーキ、チーズケーキやチョコレートパフェなどが中心。

今回はその中から「和風サーロインステーキ重」（税込1,098円）をオーダーしました。

ちなみにジョイフルでは、「24時間いつでも頼める」モーニングメニューがあるようです。

ガッツリ食べたくないけど、バランスの良い食事をしておきたいときなどに重宝しそうですね。

加えて朝の時間帯のみオーダーできる、いわゆる一般的なモーニングメニューもあります。

いつでも頼めるメニュー、時間帯限定メニューともに、モーニングなら全品ドリンクバーですし、お得感から人気なのかもしれません。

そしてお目当ての「和風サーロインステーキ重」が到着！が、なんだか写真に比べるとお肉が貧相な感じも……。

それでも味が良ければいいのですが、ステーキのジューシー感があまりなく、お肉のソテーといった味わい。火が通りすぎているのかもしれません。

決しておいしくないわけではないのですが、「ステーキ重が食べられる！」というワクワク感で食べたせいか、少し悲しい気持ちになってしまいました。

同じ創業祭メニューで、かつ値段も同じのミックスグリルにすればよかったと後悔です。

今回は少々がっかりしてしまいましたが、次回は同店が注力していると思われるモーニングメニューを試してみたいと思います！

田口るい（ライター）
HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。