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軽やかな味わいの"ラベンダーレモンケーキ"

  • 2024.5.12
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一口頬張るとラベンダーとレモンの香りがふわっと広がる、軽やかな味わいのパウンドケーキです。華やかなおいしさが魅力のハーブとスパイスのお菓子レシピを、菓子研究家の長田佳子さんに教えてもらいました。

軽やかな味わいの"ラベンダーレモンケーキ"

■“ラベンダーレモンケーキ”のつくり方

長田さんが主宰する「foodremedies」の remedies(レメディ)は、「癒やし」や「治療する」という意味をもちます。甘いお菓子が体に悪いものではなく、人を癒やすものになったら、という思いから命名。
そんな長田さんのお菓子に欠かせないのが、ハーブとスパイス。ちょっとお菓子に加えるだけで自然な香りが広がり、華やかなおいしさになるから不思議。軽やかな口当たりも魅力です。


◇材料 (18×8×高さ6.5cmのパウンド型1台分)

バター:150g(食塩不使用)
きび砂糖:145g
卵:2と1/2個(Mサイズ)
薄力粉:140g
ベーキングパウダー:2g
レモンの皮のすりおろし:1個分
レモン汁:1個分
牛乳:10ml
ラベンダー:ひとつまみ(ドライ)
★ アイシング:
・ 粉糖:200g
・ ジンジャーパウダー:ふたつまみ
・ レモン汁:50ml
★ 飾り用:
・ ラベンダー:適量(ドライ)
・ ラベンダーの葉:適量(フレッシュ)


(1)下準備
・材料はすべて室温に戻す。
・ラベンダー(ひとつまみ)はすりつぶす。
・牛乳は湯煎で温める。
・型にオーブンペーパーを敷く。
・オーブンを170℃に予熱する。

(2)バターと砂糖を混ぜる
ボウルにバターときび砂糖を入れ、ハンドミキサーでクリーム状になるまで空気を含ませるように混ぜる。

バターと砂糖を混ぜる
バターと砂糖を混ぜる

(3)卵を加える
別のボウルに卵を入れて溶きほぐして湯煎にかけ、②に3~4回に分けて加え、そのつど乳化するまでよく混ぜる。

卵を加える
卵を加える

(4)粉を漉し器に入れる
③のボウルの上に万能漉し器を置き、薄力粉、ベーキングパウダー、すりつぶしておいたラベンダーを入れる。

粉を漉し器に入れる
粉を漉し器に入れる

(5)粉をふるい入れる
④の漉し器の中身をふるいながら加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまでゆったりと大きく混ぜる。

粉をふるい入れる
粉をふるい入れる

(6)レモンを加える
レモンの皮とレモン汁を加えてよく混ぜ、牛乳を加えてツヤが出るまで混ぜる。

レモンを加える
レモンを加える

(7)オーブンで焼く
型に流し入れて表面をならし、170℃のオーブンで45分を目安に焼く。焼けたら型からはずし、網にのせて完全に冷ます。

オーブンで焼く
オーブンで焼く

(8)アイシングをつくる
ボウルに粉糖、ジンジャーパウダー、レモン汁を入れて泡立て器でよく混ぜる。

アイシングをつくる
アイシングをつくる

(9)仕上げ
⑦の下にバットを置き、アイシングを全体にかけ、そのまま乾かす。仕上げに飾り用のラベンダーをふり、ラベンダーの葉をのせる。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「長田佳子 菓子研究家」

フランス菓子店やオーガニックレストラン等に10年勤務ののち、2015年に「foodremedies」(フードレメディ)を立ち上げる。ハーブやスパイスなどを使い、アロマが広がるようなおいしいお菓子を研究しながら、教室をはじめ、農家や食品メーカー等とともに商品開発に取り組む。現在は山梨県甲州市にラボを構え、活動中。


この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。

文:松原京子 写真:木村 拓

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