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ゼンデイヤがトップブランドから衣装提供を拒否された過去→その結果

  • 2024.5.11

ゼンデイヤがなぜトップブランドの衣装を着用しないのか、スタイリストのロー・ローチが明かした。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤが衣装提供を断られていた過去

映画『スパイダーマン』シリーズでMJを演じたゼンデイヤといえば、ファッション業界でも一目を置かれる存在。そんなゼンデイヤをファッション面で支えているのが、スタイリストのロー・ローチ。

画像: ゼンデイヤが衣装提供を断られていた過去

ゼンデイヤは13歳の頃にローと出会い、そこからローはゼンデイヤがファッショニスタとして注目されるようになるまで成長させた。ローは当時のことを振り返り「私たちは彼女が13歳だった頃に出会い、その時に指切りをしました。私は彼女が成長を支え助けるためになんでもやるって」とEntertainment Tonightに話した。

現在はキャリアもあり、様々なブランドがゼンデイヤに衣装を提供したがる立場だが、当然昔は逆の立場。ゼンデイヤとローは小さなブランドや新進気鋭のブランドの服を使って、ファッションのキャリアを築いてきた。

画像: 第56回グラミー賞授賞式にはエマニュエル・ウンガロのドレスを着用。
第56回グラミー賞授賞式にはエマニュエル・ウンガロのドレスを着用。

もちろんローはその間もスタイリストとしてシャネル、グッチ、ディオール、サン・ローラン、ヴァレンティノといったラグジュアリーブランドに衣装提供をお願い。しかしヴァレンティノ以外の答えはノー。「来年連絡してきてください」や「彼女は若すぎます」「彼女は我々のカレンダー上にはいません」など様々な理由で断られたという。

ローは「彼女はまだ一度も公の場でディオール、シャネル、グッチの衣装を着たことがありません。一度も」とポッドキャスト番組『Cutting Room Floor』で話し、「彼女が人前でヴァレンティノを着たのは、彼女が契約していたときが初めてで、その時(契約時)私が『ノーと言ったら、それは永遠にノーです』と言ったんです」と、契約をしないと永遠にヴァレンティノの衣装を公の場で着用しないと宣言したと明かした。

画像: 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のプレミアでヴァレンティノの衣装を着用。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のプレミアでヴァレンティノの衣装を着用。
画像: ヴェネチア国際映画祭で着用したヴァレンティノ衣装。
ヴェネチア国際映画祭で着用したヴァレンティノ衣装。

現在はヴァレンティノとの契約が切れ、ルイ・ヴィトンと契約を結んでいるゼンデイヤ。これまで二人三脚で頑張って来たゼンデイヤとローは、今後どんなファッションでファンを魅了してくれるのだろうか。

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