1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【岩橋玄樹「常に“今”を更新し続ける」】 写真集『Labneh(ラブネ)』発売記念スペシャルインタビュー!

【岩橋玄樹「常に“今”を更新し続ける」】 写真集『Labneh(ラブネ)』発売記念スペシャルインタビュー!

  • 2024.5.11
  • 94 views

日本とアメリカを拠点に活躍する岩橋玄樹さんが、中東・ドバイで撮影した1st写真集『Labneh(ラブネ)』を3月に発売しました。全128ページまるっとプライベートシーンを眺めているかのような、のびのびとした解放感とドバイならではの旅情を感じさせる唯一無二のアートブックのような一冊です。この写真集についてはもちろん、ソロアーティストとして挑戦を続け、しなやかに進化していく岩橋さんの現在地についても伺いました。


ひらめきや感覚を大切にして運命を引き寄せていく

――今回の写真集のタイトル『Labneh(ラブネ)』は、中東で食べられている水切りヨーグルトの名前。撮影地のドバイでよく食べていたことから親しみを覚えたこのヨーグルトの名前を、愛らしい音の響きと岩橋さんが大切にする愛(ラブ)にかけて、ご本人自らがタイトルに命名したとのこと。 「実は僕、乳製品を食べるとすぐお腹を壊しちゃうタイプなので、 コーヒーに入れるのも牛乳じゃなくてオーツミルクだったりするんですけど、なぜかヨーグルトはめちゃくちゃ好きで昔からよく食べているんです。ドバイで頂いていたヨーグルトは、ソースとしていろんなものにディップしながら食べるスタイルのものですごく斬新でした。で、名前を訊ねたら“ラブネ”っていうから、音の響きもすごく可愛いし、もう3秒くらいで“タイトルにします!”って宣言しちゃいました。基本的に僕は、ひらめいてしっくりきたものを大切にするんです。たくさんの項目をリストアップして何日もかけて検討を重ねるのが苦手で、感覚とフィーリングで決めていく方が好きなんですよ。その方がいろんなものに自然と繋がってくので、運命を感じるんです」

ニットカーディガン6万円(LES TRI COTS D’O/TREMEZZO) Tシャツ9900円(LIFiLL) パンツ2万1052円(MAHAGRID/MUSINSA) スニーカー8250円(CONVERSE)

「確かにそこに自分はいた」と思えるような特別な写真集

――そんなふうに物事に対する嗅覚を研ぎ澄まし、自分自身の感覚を信じることは、実際にはそう簡単なことではないはずです。自分の中に強くてブレない芯を持つ岩橋さんが、何かを決断する時のルールとは?
「何となくですけど、自分の心の中にもう一人の自分がいて対話してるイメージです。何か不安なことがあったら心に向かって問いかけて、“これを本当にやるべきか、やらないべきか”ってもう一人の自分と話して決めるんです。でもそういうのは自分だけで最初からできたわけではなくて、やっぱりいろんな人と話して考えを深めたり、神社や教会などに出掛けて心をリラックスさせて過ごすうちに、少しずつ学んだことのように思います。ちょっと神秘的な感じで物事を捉えるのが自分には合っているのかも知れません」

――写真集の撮影地を決めたのも、もちろん岩橋さんご本人です。初めての中東・ドバイでは、目にするもの全てが新鮮だったそう。
「ドバイって砂漠以外は壮大な埋立地で、目に入るほとんどのものが人工的な街なんですよ。だから街全体がテーマパークみたいな感じで、すごく面白かったです。そういう中で逆に、僕自身はいつにも増して自然体だったというか。フォトグラファーのラシャとは、エレベーターのシーンも、シャワールームのシーンも、もうほぼ2人だけの世界。“こういう風にして”という指示も特になく、いくつかは撮られている意識がない時の写真もあるんで(笑)、ほんとに素の僕がめちゃくちゃ載っていると思います。だからこの写真集は、将来の僕にとって過去の自分を振り返った時に立ち位置を再確認できる一つのツールというか、自信に繋がるクリエイティブなアート作品。人工物だらけのドバイで、唯一のネイチャー、そこに吹く風と一体になれたような特別な瞬間が詰まっています」

砂漠、ホテル、スーク、モスク、街中などドバイの様ざまなスポットで撮影。岩橋玄樹写真集『Labneh』(講談社)より

フォトグラファーとほぼ二人きりで撮影したというホテルでの写真。岩橋玄樹写真集『Labneh』(講談社)より

内面の充実感が瞳の輝きに表れるような気がする

――GLOWのキャッチコピー「輝きはいつだって自分の内側にある」にちなんで、岩橋さんご自身が輝いてると思う人はどういう人なのか、教えてください。
「国内外問わずいろんな方と会って話しますが、やっぱり人間の内側に秘めてるものがなんとなくわかるのは、その人の瞳だと思うんです。瞳が輝いてる人は、内側もすごく輝いてると思うし、仕事も成功している人が多いなというイメージ。だから僕も人と話す時に目を見て喋ることをすごく大切にしています。疲れやストレスが溜まっていたりすると、やっぱり自分でも瞳の輝きが鈍くなると思うので、そこは意識して生活してますね」

――では最後に、今後の展望を聞かせてください。
「アーティストとして自分が今まで積み重ねてきたこと、日本で生まれ育ったこと、海外で挑戦すること、それら一つ一つを大切にしながら、応援してくれてるファンの人たちと共に新しい世界を作り出していきたいです。そして僕が海外で学んだことを日本に、日本の素晴らしさを海外に自分らしいやり方で伝えていけたらいいな、と思いますね」

【PROFILE】いわはしげんき:1996年12月17日生まれ、東京都出身。歌手、俳優。2018年アイドルグループ・King & Princeのメンバーとしてデビューし、2021年4月に独立してソロ活動をスタート。現在は日本とアメリカを拠点にアーティストとして活躍。6月23日に東京・豊洲PIT、6月29日&30日に兵庫・AiiA2.5 Theater Kobeにて「愛♡魂―icon-24」を開催。6月28日にはグローバルに活躍するアーティストが多数出演するBEAT AX VOL.4(幕張メッセ)に出演。


写真集『Labneh(ラブネ)』

アーティスト・岩橋玄樹 1st写真集。日本とアメリカを拠点に活躍する岩橋が、撮影地として選んだのは中東・ドバイ。近代建築を望むビーチ、異国情緒あふれるスーク、広大な砂漠、ホテルのベッドやバスルームで「誰にも見せたことのない岩橋玄樹」をたっぷりと解放。挑戦を続けたくましく進化していく姿と、ふいに見せる繊細な仕草、そして、ゆるぎない熱き想い――。ハリウッドで活躍するRasha Mosaをフォトグラファーに迎え、アーティストとしてさらなる飛躍を遂げようとする「今」を記録したスペシャルな1冊。

撮影=梶田麻矢 スタイリング=ISON KAWADA〈IMPANNATORE〉 ヘアメイク=Yousuke Toyoda(Rooster) 取材・文=土谷沙織

元記事で読む
の記事をもっとみる