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子の発達障がい「決めるのは親じゃない」大切なことに気づいた話

  • 2024.5.11
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わが子がもし、発達障害の疑いがあったとして、皆さんは検査を受けることにとまどいを感じますか?発達障害と一言で言っても、その特性はその子によりさまざまです。検査を受けることで正しい診断を受け、その子のための関わり方、接し方を知ることができます。親としてわが子の生きやすさのために何ができるのでしょうか。はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんの作品『うちの子は発達障害じゃない』をご紹介します。どうぞごらんください。

発達障害をある日突然指摘されて困惑…

りつさんにはきぃちゃんという娘がいます。そんなきぃちゃんは小学校に入学したばかり。どちらかというとおとなしい性格のきぃちゃんでしたが、一度泣き出すとパニックになったかのように泣きやまないことがありました。

実は5歳のころに受診した耳鼻科では、発達についての指摘を受けたことがあったのです。保育園でも一度も指摘を受けたことがなかったことに困惑するりつさん。このあとどうなるのでしょうか…。

白紙の答案用紙から感じるわが子のSOS

結局検査を受けず、小学校へ入学したきぃちゃん。特に問題なく過ごしているように見えましたが、ある日の面談で担任の先生から見せてもらったテスト用紙にりつさんは大きなショックを受けます。

白紙の答案用紙、きっとそこにはきぃちゃんの最大限のSOSが込められていたのでしょう。どんな気持ちで白紙のテストを提出したのか考えるととても胸が痛みますね。

なぜ、周りと同じようなことができないのか、とジレンマを抱える子どもはたくさんいます。成長とともに周囲との違いというのも分かるようになります。学校に行くことがつらいと思い詰める前に気が付いてあげたいですよね。

適切な支援を受けること、人生の選択肢が増える

検査の結果できぃちゃんは自閉症スペクトラムであることが判明しました。耳から指示を受けることも苦手だったようです。このことがわかってから、学校側とも連携をとり目で見て理解できるような環境を整えることができました。

原因が分かれば、たくさんのフォローの方法はあります。どういった環境を整えてあげるべきか、専門家の力を借りてよく検討したいですよね。

適切な支援を必要としているのは、親ではなく大切なわが子です。「うちの子は発達障害じゃない」という一言で終わらせず、どういう選択をすることが、わが子にとっては最善なのかということを考えてあげたいですね。

著者:ゆずプー

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