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「昭和の“もっこり”じゃなくて、令和の“もっこり”」鈴木亮平と森田望智が語る『シティーハンター』撮影の裏側

  • 2024.5.11
「昭和の“もっこり”じゃなくて、令和の“もっこり”」鈴木亮平と森田望智が語る『シティーハンター』撮影の裏側
(C)北条司/コアミックス 1985

キャストのクランクアップの様子を収めたメイキングスチールも公開に

鈴木亮平が主演するNetflix映画『シティーハンター』より、鈴木(主人公・冴羽獠)&森田望智(ヒロイン・香)の対談特別映像、キャストのクランクアップの様子や、お馴染みの“ハンマー”登場シーンの裏側を収めたメイキングスチールやオフショットを紹介する。

単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした大人気コミック「シティーハンター」が、令和の日本で初実写化された。物語の主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。

クールでおバカでもっこりの“冴羽獠”を演じるのは鈴木亮平、ヒロイン“槇村香”役は森田望智、獠の相棒である槇村秀幸役に安藤政信、獠とは腐れ縁の麗しき刑事・野上冴子役には木村文乃。

4月25日より配信された本作は、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4月22日〜28日)で初登場1位、現在(4月29日〜5月5日)は、Netflixの「日本の週間TOP10(映画)」で2週連続首位を記録した。またフランス、韓国、香港、ブラジル含む世界50の国と地域でも週間TOP10入り、グローバル週間TOP10(非英語映画)で2位を獲得するなど、まだまだ世界中で“もっこり旋風”を巻き起こしている。

さらに、エンディングテーマのTM NETWORK「Get Wild Continual」が、“全国NO.1 FMヒットチャート”TOP10(4月27日付)で初登場6位を記録。5月4日に開催されたウォッチパーティーでは、鈴木亮平と森田望智がネタバレありの撮影裏話エピソードを披露し、再びXでトレンド入り(アーカイブも聴取可能:https://x.com/NetflixJP/status/1786621779873812484)するなど、配信スタートから約2週間経った今もなお熱狂の渦を巻き起こしている。

そして今回紹介するのは、鈴木(主人公・冴羽獠)&森田(ヒロイン・香)の対談特別映像、キャストのクランクアップの様子や、お馴染みの“ハンマー”登場シーンの裏側を収めたメイキングスチールとオフショット。

対談映像では、冒頭からまさに”相棒”らしい仲睦まじい2人の様子が垣間見え、鈴木と森田の本作に懸ける並々ならぬ想い、そして今だから話せるストーリーの鍵となるシーンについてたっぷりと語られている。本作を視聴したファンにはたまらない内容だ。

それぞれが本作の推しポイントを語っていく中で、鈴木は「原作の良さをわかっているつもりだからこそ、『シティーハンター』の魅力を詰め込みたかったので、日本だからこそできるアニメや漫画の要素が入ったような世界観の中で、コメディもシリアスな面もどちらもこだわって作り上げました。その2面性が僕の一押しです」と自信を覗かせる。

森田も「みんなが知っている、『シティーハンター』の香ちゃんになっていくまでを描いている話だから、アクションやコメディシーンがあることによっていい意味でライトに楽しめる作品。今この世界に“シティーハンター”がいたら、きっとこんな2人なんじゃないかなって感じていました」と振り返った。

2人の対談は、獠の相棒かつ香の兄でもある槇村秀幸(安藤政信)が、獠と香のまさに目の前で殺される重要な場面の話にも及ぶ。鈴木は「この作品は2時間内に収めないといけないということもあって、原作通りだとどうしても時間がかかってしまう。こういう『シティーハンター』のはじまり方なら、2人(獠と香)がより短い時間でも相棒に辿り着けるのではないかと考えた」と、原作にはない本作ならではの重要なオリジナルシーンに込めた想いを語った。

また、原作ファンには知られるシーンだからこそ、「そのシーンを撮影している時に、初めて“あぁ、俺今『シティーハンター』の世界にいるんだ”って実感できた瞬間だった。今でも覚えているのが、クリスマスの夜に槇村が死ぬシーンを撮影しているなんて、昔の自分はどう思うんだろうなって、すごくセンチメンタルな気分になった」と感慨深げに語る。

森田もそんな鈴木を目の当たりにした撮影時のことを振り返り、「すごくグッときているんだろうなと伝わってきた。今思うと、改めて原作のあのシーンだからこその想いだったんだなと」と裏話を明かしてくれた。

原作ファンの間でもどう描かれるか期待されていた「100tハンマー」については、原作者の北条司が「(現実世界で)100トンのハンマーを持てるわけがないんだから、やるならちゃんと現実に落とし込んでほしいと言いましたね。作品世界の中にちゃんとリアリティをもたせてほしいというのが僕の希望なんです」と語っていた通り、映画の中でハンマーは自然なかたちで登場している。

ハンマー登場のシーンについて鈴木は、「森田さんはすごくハンマーの扱い方を練習してたなっていう印象があった」と振り返ると、すかさず森田が「だって亮平さんがハンマーはすごく大事だってめちゃくちゃ言うから(笑)。でも本当に、ハンマーって香ちゃんの代名詞だと思っています」とプレッシャーを感じていたことを明かし、原作ファンの鈴木から太鼓判を押され森田が感謝を述べる場面も。

そして、改めて本作の魅力を問われた森田は、「昭和の“もっこり”じゃなくて、令和の“もっこり”が私的にはすごくポイントだと思っていて、これは女性でも男性でもきっと気持ちよく笑っていただけるものになったんじゃないかと思っています」と回答。鈴木は「きっと今は『シティーハンター』を知らない世代の人たちが多いからこそ、ゼロからの出発の話で楽しめるし、この先どうなるんだろうなと思ったら漫画やアニメを読んで見てもらう楽しみ方もできるし、そんな風に初めての人にも楽しんでもらえるのが見どころの一つです」と締めくくった。

『シティーハンター』はNetflixにて世界独占配信中。

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