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炊飯器でやってはいけないNG行動!保温より新たに炊飯したほうがお得?

  • 2024.5.11

物価高で、家計が厳しくなったと感じている人も増えていると思います。今回の記事では、「少しでも節約したい」という方のために、炊飯器の電気代を節約する方法や効果についてご紹介します。

■保温8時間以上で電気代が1.5倍以上、都度炊飯したほうがお得

5.5合~8合未満用炊飯器を使用した場合、1回あたりの消費電気料金は約4円~5円です。また、保温については、1時間あたり約0.5円です。

そのため、保温を8時間以上し続ける場合には、新たに炊飯をしたほうがお得になります。

もっとも節約効果が高いのは、1度にたくさんご飯を炊いて、冷凍保存する方法です。炊飯器を使う際の電気代は、何合炊きでも大きな変化はありません。そのため、都度炊飯器を使ったり、保温したりするより、1度にたくさんご飯を炊いて、冷凍保存するのをおすすめします。

冷凍したご飯を電子レンジで解凍する際は、500Wを5分使うとしたら約1.29円です。炊飯すると4~5円、夜炊いたご飯を次の日の朝食べるために保温しておくと5~8円かかるので、電子レンジを使った方がお得と言えるでしょう。

■早炊き機能は電気代が1回1円高くなる

炊飯器によっては、早炊きの方が水を急激に沸騰させるため、炊飯時の消費電力が増える場合もあります。普通炊きより1.2倍程度の消費電力となり、1円程度電気代が高くなる可能性があります。

■炊飯時の消費電力が1番低いのは「マイコン式」の炊飯器

炊飯時の消費電力が1番低いのは「マイコン式」の炊飯器です。そのため、炊飯してすぐに冷凍保存するのであれば、マイコン式の炊飯器を選ぶのをおすすめします。

各炊飯器の省エネ機能によっても、年間数百円ですが電気代に差が生まれます。電気代が気になるのであれば、購入前に省エネ機能も比較することをおすすめします。

■数円でも、日々の意識が大切

炊飯器を使うと1回あたり4~5円、保温は1時間あたり0.5円です。毎回食事のたびに炊飯するよりも、1度にたくさん炊いて冷凍保存しておき、電子レンジで温めたほうがお得です。

また、省エネ機能がついた炊飯器もありますので、もし買い替えを検討しているのであれば、消費電力が少ない炊飯器をチェックしてみてくださいね。

炊飯器だけでは1日数円の節約ですが、毎日色々なところで節約できる局面があります。日々節約意識を持つことが、節約の近道になるのではないでしょうか。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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