老若男女問わず誰もが素敵な一時を過ごせる、“映画館”。
うっとりするような恋愛映画や迫力満点のSFなどを巨大スクリーンで見られるのは、なかなか家ではできない体験です。でも、色んな人がいることでトラブルが起きることも……。
今回は、筆者の体験談をどうぞ。
大好きなアニメの映画化が決定
私は、かなりのアニメオタク。
恋愛モノやバトル系など、さまざまなジャンルのアニメを見漁っては、お気に入りを探していました。
そんなとき、ずっと熱望していた大人気アニメの映画化が決定!
私も大好きな作品で、最高の舞台で見れることが楽しみで仕方ありませんでした。
本当に、嬉しくて嬉しくて。
公開初日に見に行くまで、アニメを何度も見返していました。
隣に座った家族がヤバかった……
当日、ワクワクして席に着いた私。
ほかの観客もファンっぽい人が多く、グッズを持っている人もいました。
私の横には、小学校低学年くらいの男の子2人とご夫婦の家族連れが座っていました。
でも、この家族がとても厄介で……。
「さあ何でも食べなさい♪」
「一生懸命作ったのよ~」
そう言ってお母さんが出したのは、おにぎりや唐揚げのつまったお弁当!
その映画館は、原則食べ物は持ち込み禁止。
それを完全に無視して、ポテトチップスやチョコまでも食べ始めたのです。
食べ物をまき散らされて大迷惑!
ドン引きしていると、さらに迷惑行為はエスカレート!
男の子たちはがっついて食べるからか、米粒やお菓子が座席や床に落ちまくっていたのです。
それを注意するどころか、ご両親もまき散らすように食べ、ベタベタの手を座席で拭く姿も。
非常識すぎる行動を目の当たりにして、しばらく何も言えなくなってしまいました……。
「やっぱり」な結末に
さすがに、と思い注意しようとすると、ちょうどスタッフが到着。
「ほかのお客様の迷惑です」
「ルールをきちんと守ってください」
どうやらほかのお客さんから苦情が入ったようでした。
それでも、注意されたことに腹を立てたのか、逆ギレするお父さん。
結局、何人ものスタッフが来て外に出されていました。
映画を楽しみたかった気持ちはわかりますが、みんなが利用する場であるからこそ、ルールを守ることが大切ですよね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい