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材料は5つ、軽くておいしいイチゴのショートケーキ。

  • 2024.5.10

イチゴの季節になると、甘党の夫がショートケーキ用のイチゴを買ってくるので、1週間に1回のペースでショートケーキを作っています。

材料は卵、小麦粉、生クリーム、砂糖、イチゴの5つのみ。

卵白に砂糖を加え、フワフワのメレンゲを作ります。続いて、卵黄、小麦粉、生クリームを順に加え、ゴムベラで切るように手際よくササっと混ぜ合わせていきます。

材料を順に加えていくだけなので、電動泡立て機があれば10分程度でフワフワの生地が出来上がります。生地を型に流し入れ、余熱で温めておいた180度のオーブンに35分焼けば香り高いスポンジが完成です。スポンジを三層にし、たっぷりのホイップクリームと真っ赤なイチゴで華やかにデコレーションしてみました。手作りならではの贅沢ショートケーキが完成です。

ボルドーで開催している私のお料理レッスンでも、日本の代表的なケーキとして、このレシピをご紹介しています。 

「こんなにフワフワしているケーキは初めて」「フランスのケーキはバターをたっぷり使うけれど、これくらい軽いなら、いくらでも食べられちゃう」「シンプルな作り方だから家でも絶対作る」など、さまざまな感想をいただいています。ショートケーキのようなフワフワとした食感のケーキはフランスにはないので、皆さん大変喜んでくださいます。

よかったらぜひ。

★イチゴとクリームたっぷり・贅沢ショートケーキ★(4〜6人分)

【材料】

ケーキ型1つ分(26cm(横)12cm(奥行き)6.5cm(高さ))

卵4つ

砂糖60g (スポンジ用)

砂糖45g (生クリーム用)*200ccに対して大さじ1

小麦粉60g

動物性生クリーム(45%)500〜600cc (大さじ2はスポンジに使用・残りはホイップクリーム用)

イチゴ250〜300g

【作り方】

★スポンジ

1. オーブンを180度に予熱する。

2. ケーキ型にクッキングペーパーを敷く。

3. 卵を白身と黄身に分ける。

4. 電動泡立て機を使って、卵白をしっかり泡立てる(高速)。砂糖の1/3を加え、混ざったら残りを数回に分けて加える。

5. しっかりとしたメレンゲができたら、泡立て機の速度を中程度に下げ、卵黄を4回に分けて加える。泡立て機を止める。

6. 小麦粉を3回に分けてふるいながら加え、メレンゲの泡を潰さないよう、ゴムベラで切るようにしっかり混ぜる。生クリーム(大さじ2)を加え、ゴムベラで切るように全体を混ぜ合わせる。

7. 生地を型に流し入れ、数センチの高さから型をテーブルに落として空気を抜く。

8. 予熱済みのオーブンで35分焼く。

9. オーブンから取り出す。スポンジを型から取り出す。スポンジの上下を逆にし、網の上で粗熱を取る。

10. 冷めたら、3層にカットする。

★イチゴとクリーム

1. イチゴを洗って水気を取り、2〜3mmの厚さで薄切りにする。

2. 残りの生クリームと砂糖を泡立て器でホイップする。 

仕上げ

1. ケーキ台にスポンジの一番下の層を置き、薄くホイップクリームを塗る。その上にイチゴの薄切りを並べる。

2. 2層目のスポンジにホイップクリームを塗り、1に重ねる。1と同じ作業をしていく。

3. 3層目のスポンジにホイップクリームを塗り、2に重ねる。

4. スポンジ全体に残りのホイップクリームを塗る。残りのイチゴでデコレーションする。

【ポイント】

・ふんわりしたスポンジに仕上げるためには、メレンゲの硬さが大事です。卵白が泡立ったとしても30~60秒さらに泡立てることでしっかりとしたメレンゲに仕上がります(やり過ぎると縮むので注意)。

・オーブンの性能によって温度が多少異なるので、調整してみてください。

・イチゴの形や大きさに応じて、デコレーションをアレンジしてみてください。

・一晩置くと、味がなじんでさらにおいしくなります。

【おすすめアレンジ】

・デコレーション用の生クリームは、レシピの半量にしてホイップし、その分マスカルポーネチーズを加えることでクリーミーで濃厚な味わいになります。またホイップクリームが少し硬くなり安定した仕上がりになります。

 

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