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0歳の娘に対し「太りすぎ」「かわいくない」悩んだ母が取った手段とは

  • 2024.5.9
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このお話は、著書・神谷もちさんの友人・ゆうみさんのエピソードを元にしています。26歳で結婚をし、待望の娘を授かります。まさに、幸せの絶頂でした。ところが、自分の娘はかわいくないと感じ、将来を悲観。今後、見た目のことでいじめられるのを危惧した母・ゆうみは、あることに力を注ぎます…。『私の娘は可愛くない』をダイジェスト版でごらんください。

医師の何気ない一言で…

愛理ちゃんは6か月健診のとき、健康そのものと太鼓判を押されます。親にとって、子どもが元気に成長することが、何よりもうれしいことですね。

ところが、ゆうみは太りすぎていることを気にしています。だからこそ、「金太郎みたい」という言葉に、過剰に反応してしまいます。

どうしても、娘の容姿を気にしてしまい…

健診で言われたことを気にしてしまい、愛理ちゃんの鼻を伸ばしてみようとした ゆうみ。ですが、いきなり鼻をつままれたら、誰だって不快に感じますよね。泣き出したわが子を見て、ようやく自分の過ちに気づきます。

そして、もう容姿を気にしないと決意。今度は、別のことに力を注ぎます。それは…。

0歳児に「月7万円」の塾

0歳児の娘の見た目を変えるのは難しいと悟った ゆうみ。今度は、学を身につけさせるという方向へシフトチェンジします。たしかに、幼いうちから教育のことを考えるのは、決して悪いことではありませんね。容姿を気にすることよりも、健全なように感じます。

本作では、娘の容姿にコンプレックスを抱き、将来を悲観してしまう母親の姿が描かれています。ゆうみ自身、学がなく苦労してきました。そのため、キャバ嬢として働きながら、自分の容姿を磨く努力を続けてきたのです。自分自身が苦労してきたからこそ、娘の容姿に人一倍敏感になってしまったようです。

親は、わが子には苦労してほしくないと思うものですね。それは、ときとして自分が抱いていたコンプレックスや劣等感と重ねてしまうことがあるものです。ですが、子どもは親の所有物ではありません。子どもの人生は、子どものものです。

親が必要以上に子どもに干渉したり、人生を思い通りにしようとしたりするのは避けたいところ。自分のコンプレックスとの向き合い方について、考えさせられる作品です。

著者:ももこ

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