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アジアCL決勝、横浜F・マリノスが戦うアル・アインは「シュート打った数より打たれた数のほうが多い」チーム

  • 2024.5.9
アジアCL決勝、横浜F・マリノスが戦うアル・アインは「シュート打った数より打たれた数のほうが多い」チーム
アジアCL決勝、横浜F・マリノスが戦うアル・アインは「シュート打った数より打たれた数のほうが多い」チーム

Text by 石井彰(編集部)

11日にキックオフされるAFCチャンピオンズリーグ2023-24シーズンの決勝戦ファーストレグ。

ここまで勝ち上がってきた横浜F・マリノスは、この第1戦目をホームの日産スタジアムで戦う。相手はUAEの名門アル・アインである。

それを前に『theanalyst』はこの横浜F・マリノス対アル・アインの試合を分析しており、以下のように書いていた。

「横浜F・マリノスの強みはボールキープ力であり、過去2シーズンのAFCチャンピオンズリーグ東地区で最高の平均ポゼッション率を示している。昨季は66.2%、今季は61.2%だ。

ハリー・キューウェル率いるチームは今季の大会を通じて圧倒的な攻撃力を維持しており、1試合あたりのシュート数は18.6本とトップだ。全試合で10本以上のシュートを放っているが、その成功率は9.4%とベスト8のチームで最も低い。

ポゼッションの能力を誇る横浜F・マリノスと対戦するアル・アインは、守備が成功の鍵になるだろう。

アル・アインは決勝にまで進出したにもかかわらず、実はここまでの試合でシュート数より被シュート数のほうが多いという珍しいチームだ。144本のシュートを放った一方で、174本のシュートを撃たれている。

今季のAFCチャンピオンズリーグではボールをあまり持たず、平均ポゼッション率は50%で、敵陣でのパス率は39%に過ぎない。

横浜F・マリノスの平均ポゼッション率が61.2%であることを考えれば、それはかなり低い数字であることがわかる。

なお、Optaのスーパーコンピュータによる分析予想では、この11日に日産スタジアムで行なわれる試合で横浜F・マリノスが勝利する確率は46.4%となっている」

ボールをポゼッションできる横浜F・マリノスと、逆にボールをキープしないことで強みを発揮しているアル・アイン。互いに性格が違うチーム同士の対戦となりそうだ。

なお、引き分けになる確率は25.1%、アル・アインが勝利する確率が28.5%であるとのことだ。

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