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ソボスライが至った「不調なときの試合への臨み方」が面白い“むしろ野心を捨てる”

  • 2024.5.9
ソボスライが至った「不調なときの試合への臨み方」が面白い“むしろ野心を捨てる”
ソボスライが至った「不調なときの試合への臨み方」が面白い“むしろ野心を捨てる”

Text by 石井彰(編集部)

昨年夏にRBライプツィヒからリヴァプールに加入したハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。

6000万ポンドもの移籍金で迎え入れられた彼は、リヴァプールの手薄になった中盤ですぐさまレギュラーを確保し、素晴らしいプレーを連発した。

しかしながら1月のニューカッスル戦でハムストリングを負傷してからは怪我に悩まされており、コンディションが整わず、復帰後も調子が悪い状況が続いた。

『Liverpool Echo』によれば、ソボスライは『MLSZ TV』に対して以下のように話し、調子が悪い時の試合への臨み方について明かしたという。

「今季素晴らしいスタートを切ったことが僕に大きな後押しを与えてくれたが、おそらくそれでハードルを高く設定しすぎたのかもしれない。なぜならいくつか自分のベストではない試合もあったからね。

良いプレーができなくて、一部の人々の目には『ピッチ上で最悪の選手だ』とも見られることもある。ただ、それは問題じゃない。我々は一緒にこれらのことを乗り越えられるからだ。

おそらく、みんなはこう思っているだろうね。『ソボスライは目の前のチャンスを掴みたがっている』と。だから次の試合でポジションを確保するために特別なものを見せる必要があると。

ただ、そのように考えるときはだいたいうまく行かないんだ。これを理解するのに時間がかかったよ。自分のゲームをしようと試みるほうがいいんだと。ハッキリ分かった。

あまり野心的なプレーを試みることなく、パスをして、スペースにいる選手にボールを出して、プレスをして、守って、攻撃して、アシストして、ゴールを狙う。そうすれば大人のサッカーに適応できる。シンプルなんだけど、実際には非常に難しいことなんだ」

この7試合で先発出場は2回しかないソボスライ。シーズンの序盤の好調さを取り戻すことはできていないが、今はよりシンプルにプレーすることを心がけているとのこと。

現在リヴァプールはプレミアリーグで3位につけているが、残り2試合の段階で首位のアーセナルとは5ポイント差と優勝の可能性は低くなっている。

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