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大谷翔平選手がグラウンドのゴミを拾うに思う日本の教育の圧倒的な凄さ

  • 2024.5.9
出典:ぎゅってWeb

メジャーリーガー大谷翔平選手のゴミを拾う癖

大谷翔平選手が野球場のグラウンドやベンチなどでゴミが落ちていたら拾うようにしているのは、たびたび報道されているので知っている人も多いのではないでしょうか?

この行動に全米から賞賛が集まり、大谷翔平選手に憧れる野球少年たちがこの行動を真似して、グラウンドのゴミを拾うようになっているそうです。これを聞いて私は大谷翔平選手を大好きになりましたし、同じ日本人として誇らしい気持ちでいっぱいになりました。

色々調べていくと、日本の「掃除」に関する文化は海外からするとかなり異様な文化のようで、注目が集まりやすいのかなとも思います。

放課後のお掃除が当たり前の日本の小学校

日本の小学校では自分で汚したら自分でキレイにするといった教育的な意味合いも兼ねて、放課後に教室の掃除を小学生自身が行いますよね?

実はこれは海外からすると信じられない光景のようです。海外では清掃員が掃除するのが一般的で、むしろ彼らの仕事を奪ってはいけないという考え方があるようで、親も掃除は別の人の仕事と子どもに教えるとのこと。

どちらが良い悪いではないですが、日本の「自分たちで汚したら自分たちでキレイにする」は、海外からすると珍しく見えるようですね。

サッカーW杯で敗戦の悔し涙を流しながらゴミ拾いをするサポーター

ゴミ拾いで思い出したのが、サッカーW杯の試合で日本代表サポーターが、敗戦の悔しい状況でも観客席のゴミ拾いをして帰ったという話です。この話も世界的に各メディアが報道しているので知っている人も多いと思いますが、私はこの話を聞いて、日本代表サポーターを非常に誇りに思いました。

この試合後のゴミ拾いは、試合を運営してくれたスタッフ関係者に対する敬意の気持ちが表れていると思いますし、この他者への敬愛の文化は日本の誇りであり、財産だと私は強く思います。

高校時代のサッカー部コーチからの言葉

私は学生時代ずっとサッカーをやっていたのですが、高校時代のコーチから合宿や遠征に行く度に言われ続けた言葉があります。それは「来た時よりもキレイに」という言葉。

お世話になった方々への感謝の気持ちを込めて、来た時よりもむしろキレイにして帰ろうと言われ続けてきました。実際に来た時よりもキレイにして帰ると、関係者からは「ぜひまた来てください」と感謝されて、お互いに敬意を持った非常に清々しい気持ちで帰ることができます。

子どもにも教えたい「キレイにする」という文化

私は子どもに、この「キレイにする」という日本の良き文化をしっかりと伝えていきたいと強く考えています。なぜならば、「キレイにする」という行動は、その場所や関係者に対する敬意の表れであり、人として品位ある行動だからです。

この品位ある行動は数値化できないので説明が難しいのですが、子どもにわかりやすい言葉で伝えていきたいなと思っています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

<ぎゅってブロガー/浅田伊佐夫>

3歳(女)1歳(男)。40歳、広告代理店勤務のサラリーマンです。2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。

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