全身タトゥーの父親、5歳の息子の体を本物風タトゥーで覆う「教育に悪影響」海外SNSで物議

海外セレブや韓国アイドルの影響で、日本でもファッションや自己表現の一部として世間に浸透し始めたタトゥー。ゆっくりと市民権を獲得しつつあるものの、「怖い」「痛そう」などネガティブなイメージをもつ人もいまだ少なくない。そんななか、5歳の息子の全身に本物のようなタトゥーを大量に入れた父親をめぐり、SNS上で議論が巻き起こっている。

渦中の人物となっているのは、アメリカ・テキサス州在住のChristian Shearhod（以下クリスチャン）。全身タトゥーがトレードマークのクリスチャンは、教師として学校に勤める傍らTikTokフォロワー数130万人以上を抱える人気者。5歳の息子も「タトゥーが大好き」ということで、胸や背中、腕などに水で転写するタトゥーシールを施す様子を動画にして投稿。親子の仲睦まじい姿がかわいらしい、と話題を集めた。

しかし、一部のアンチからは反対意見も殺到。「父親として最低の行為」「教育に悪影響だから今すぐやめるべき」「タトゥーは低俗。幼い子どもに強いるなんて信じられない」など、痛烈な批判コメントが多数寄せられた。これに対し、クリスチャンは「息子は自分に憧れていて、自分も憧れられるような父親になれるよう努力している」「人を見た目だけで判断するのはよくないと、息子は知っている」と反論した。

「自分は所謂“普通の”父親ではないかもしれないけれど、息子のためにできる限りのことをしたい」とクリスチャン。タトゥーに対する偏見について「タトゥーは自分の人生と愛するものを反映したもので、誰かを悪い人間にするようなものではない」と、改めて強調した。本物と見紛うようなタトゥーで全身を覆われたクリスチャンの息子の姿は、フェイクだとわかっていてもかなり衝撃的……とはいえ、父親との楽しい時間を過ごす様子はなんとも幸せそう！ クリスチャン流の子育て方針についてSNS上では賛否が分かれているけれど、あなたはどう思う？