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【皮膚科医推奨】赤ちゃんの肌バリアを保つスキンケアの新常識“うる肌洗い”3つのポイント

  • 2024.5.8
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プレママ・ママ必見!

大人よりもセラミドが失われやすく、生後たったの3ヵ月で“生涯最大のお肌の乾燥期”を迎える赤ちゃん。

実は、沐浴・入浴中から肌のうるおい成分は失われているってご存知でしたか?

0~3才のケアが将来の肌質を決めるのでしっかりケアしてあげたいですよね!猛暑予測の今年の沐浴・入浴は特に注意したいところ。

そこで今回は、皮膚科医が推奨する、赤ちゃんの肌保湿に重要なセラミドを補いうるおしながら洗う「うる肌洗い」3つのポイントをお届けします。

生後たったの3ヵ月で“生涯最大の肌の乾燥期”を迎える赤ちゃん

2024年2月にピジョン株式会社が行った調査によると、6割以上のプレママ・ママがお子さまの肌トラブルを心配しており、過去、実際に肌トラブルをお子さまが経験したことのある方は約7割もいることがわかりました。

また、赤ちゃんの肌は生後3ヵ月頃から皮脂分泌量が低下しはじめ、生涯最大の肌の乾燥期を迎えることをご存じでしょうか?

意識調査では9割近い方が「知らない、知らなかった」「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」と回答しており、ほとんど認知されていないことが判明しました。

皮脂が不足すると肌内部の水分が蒸発しやすくなり乾燥を引き起こすため、保湿が重要です。

赤ちゃんの肌は、生後3ヵ月からうるおいを左右する皮脂の分泌量が減り続け、思春期に至るまでの長い間、生涯最大の肌の乾燥期を迎えるといわれています。

乾燥→アレルギーのリスク増!0~3才のケアが将来の肌質を決める

そもそも赤ちゃんの肌は大人の2分の1程度の厚さしかなくバリア機能も未熟です。

肌が乾燥している状態だと、肌表面のバリア機能がさらに低下し、ウイルスや紫外線などの外部刺激によって肌荒れやアトピーを引き起こしやすくなります。

また、表皮が形成される0~3才の間に肌トラブルを繰り返すと、大人になってからも肌トラブルが起こりやすくなるといわれています。

赤ちゃんは大人よりもセラミドが失われやすい

赤ちゃんの肌と聞くとすべすべの肌を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、実はとてもデリケートで未熟。

肌の表皮の厚さは大人の約半分と言われており、赤ちゃんの肌は気温の変化、乾燥、ダニやハウスダストなどの刺激に敏感です。

意識調査では約半数の方が「大人よりも赤ちゃんの方が、セラミドをはじめとするうるおい成分を失いにくい」または「大人と変わらない」と回答しており、赤ちゃんの肌に対する誤解が浮き彫りに…。

沐浴・入浴中から「セラミド」などのうるおい成分が肌から流出する

また、入浴中に肌は水分を含み飽和状態になり、角層細胞が広がることで保湿成分「セラミド」などのうるおい成分が体外へ流出していることもあまり知られていません。

意識調査では半数以上の方が「知らない、知らなかった」と回答しており、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」も含めると9割近くに上りました。

沐浴・入浴中の肌の変化に関する質問では、7割以上の方が入浴中にセラミドが「変わらない」または「増える」と誤解していることがわかりました。

皮膚科医が中心となって設計した実験計画に基づき中央研究所にて、沐浴・入浴でどの程度肌の水分が蒸散し、水分量が減少するのかを調査すべく、生後3~7ヵ月のお子さま11名に対してボディソープを使用して腕の洗浄を行い、洗浄前・洗浄直後・洗浄の15分後にそれぞれ「肌表面の水分の蒸散量」と「肌の水分量」を測定。

肌表面の水分の蒸散量は洗浄前と比べて、洗浄直後に約6.7倍増加していることがわかりました。

また、洗浄前と洗浄15分後の赤ちゃんの肌の水分量を比較すると、平均で14%減少しました。

肌の保湿のために重要な保湿成分の「セラミド」

セラミドは角層細胞どうしのすき間を満たし、肌内部の水分を繋ぎとめている肌の保湿成分です。

肌を外部刺激から守る「バリア機能」をきちんと働かせるための主役となる成分で、十分なセラミドで満たされた肌はバリア機能の働きが高く、外部刺激で肌荒れしにくい状態です。

つまり、肌の保湿において「どれだけ多くのセラミドを維持できるのか」が重要となります。

皮膚科医 日比野 佐和子先生コメント

沐浴・入浴中は肌がうるおっているように見えますが、肌の内側では、うるおいに不可欠なセラミドが流出し、乾燥が始まっています。

皮膚表面にある角層は、沐浴・入浴中に水分を含んで飽和状態(水分を最大限含んだ状態)になり、角層細胞の間隔が広がることで、肌のうるおいを保つセラミドなどの天然保湿成分が流れ出ているのです。

セラミドが流出すると、繋ぎとめられていた水分が肌表面から蒸散して乾燥が進みます。

そうならないために、セラミドを補いながら洗ってあげることが大切。

セラミドは肌の構造の中でも一番外側の角質層で活躍する成分。セラミド入りのボディソープなどで外側から洗ってあげることで、角質層に届けることができ、乾燥を防ぐことに繋がります。

日比野 佐和子先生プロフィール
医学博士、医療法人社団康梓会 Y‘s サイエンスクリニック広尾 SAWAKO CLINIC x YS統括院長、大阪大学大学院医学系研究科未来医療学寄附講座 特任准教授、近畿大学医学部奈良病院皮膚科非常勤医師

【皮膚科医推奨】赤ちゃんの肌バリアを保つスキンケアの新常識“うる肌洗い”3つのポイント

【ポイント1.セラミド配合のボディソープを選ぶ】
沐浴・入浴によるセラミドの流出で、水分はどんどん蒸散してしまうので、沐浴・入浴の最中からセラミドを含んだボディソープでうるおいを補うことが重要です。

【ポイント2.「弱酸性」「低刺激」のボディソープがオススメ】
赤ちゃんの肌のバリア機能を維持するためには、肌を弱酸性に保つことが重要です。アルカリ性のソープは泡立ちがよく洗浄力も高い一方で、汚れ以外にセラミドなどのうるおい成分も洗い流してしまい、洗いすぎに繋がりやすくなります。未熟な赤ちゃんの肌には刺激を与えすぎない「弱酸性」「低刺激」なものを選びましょう。

【ポイント3.こすらず泡で包み込むようにやさしく洗い上げる】
汚れを落としたいと思うあまり、強くこすったりしてしまうのはNG。泡で包み込むように優しく洗い上げましょう。“洗いすぎない”やさしい沐浴・入浴がオススメです。

【沐浴・入浴】猛暑予測の今年は特に注意したい!

2024年3月19日に気象庁が発表した3ヵ月予報では、平年並みかそれ以上の暑さが予報されています。

赤ちゃんは汗をかきやすいため、こういった状況下では自然と沐浴・入浴の回数も増えますが、沐浴・入浴中もセラミドなどのうるおい成分は流出し、乾燥が進むため注意が必要です。

「うる肌洗い」で肌を保湿しながらやさしく洗ってあげましょう。

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