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ずらりと並ぶ姿も美しい、指先ほどの三色団子。鳥取・倉吉『石谷精華堂』の「打吹公園だんご」。

  • 2024.5.8

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

ずらりと並ぶ姿も美しい、指先ほどの三色団子。

流された隠岐からこの地に逃れた後醍醐天皇に甘茶団子を献上した故事にちなむ、倉吉の名物。淡い色合いの三色団子は、地元のもち米粉に蜜を入れ、練って蒸してまた練ってを繰り返し、長い時間と手間をかけたもの。「手亡の白餡、小豆餡、抹茶餡の三種で包んであり、口にすると餡と餅が一体化して、するりと溶けるよう。豆の皮を丁寧に取り除くことで、この口溶けになるとか」(梅田)。消費期限は常温保存で3日。5本入り¥570、10本入り¥1,040。注文は電話、FAX、オンラインショップから。鳥取県倉吉市幸町459‒10858‒23‒0141 FAX0858‒22‒0002 8:00~17:30 無休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

 

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