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上司によって言うことが違う…【新入社員の悩み】“ストレス対策”どうすれば? 上位を占める退職理由も

  • 2024.5.8

【新入社員の悩み】上司によって言うことが違う…

【新入社員の悩み】上司によって言うことが違う…
【新入社員の悩み】上司によって言うことが違う…

大型連休も終わり、どこか憂鬱な気持ちになっている人は多いのではないでしょうか? 中でも、春から新たな職場に通う新入社員は悩みが尽きないなんて人もいるのでは? 悩みが深刻化してしまうと、どのように仕事を進めればいいのかわからなくなり最大限のパフォーマンスを発揮できないなどのデメリットも…。本記事では、そんなシチュエーションに陥らないための対策法を紹介します!

ダントツ多い悩みは、人間関係

新しい会社で不安を感じる時って?/ビートラスト調べ
新しい会社で不安を感じる時って?/ビートラスト調べ

クラウド型ソフトウェアなどを開発する「ビートラスト」が、全国の20代~50代の会社員400名を対象に、「新入社員、あいは異動や転職などで職場環境が変わったときに不安に感じること」に関するインターネット調査を実施しました。

回答結果を見ていくと、63%の社会人が「職場の人間関係がうまくいくか」について不安を感じていることが判明しました。続いて、48%が「仕事についていけるかどうか」、44.8%が「職場(社風)に馴染めるかどうか」を不安に感じているとわかりました。ここから言えることは、職場環境が大きく変化したときに人間関係への不安を感じるということ。まったく新しい職場環境で初めての業務に取り組む新入社員であれば、人間関係への不安は大きいはずです。

さらに、企業における経営・人事課題の解決および、事業・戦略の推進を支援する「リクルートマネジメントソリューションズ」が、915名を対象に「新人・若手の早期離職」に関するアンケートを実施した結果では、14.5%の人が「人間関係がよくない」ことを理由に実際に入社3年以内に退職しているというデータがでていました。

一言に人間関係の悩みと言ってもさらに細分化されますが、入社したての社員にとっては同僚の人数よりも上司の人数のほうが多く、上司から感じる人間関係のストレスがどうしても多くなってしまうようです。

上司によって言うことが違って板挟みに…対策は?

上司によって言うことが違って板挟みに…対策は?
上司によって言うことが違って板挟みに…対策は?

そんな新入社員が陥りやすいのが、複数人の上司からの板挟みになるシチュエーションです。SNS上の今年4月にポストされたX(旧ツイッター)の投稿では、以下のような悩みがいくつも見受けられました。

「いつも職場で板挟みになってしまう」「新しい職場の派閥に板挟みされててしんどい…」「職場のおじさんとおじさんが私を板挟みにして特定の人をディスり合っている」

新入社員にとって、複数の上司からの板挟みは深刻なストレス源となり得ます。それは、職場内の力関係や派閥形成によって生じるものであり、彼らがその中に置かれると、自己主張や適切な対処が難しくなります。職場での板挟みが業務以外の人間関係で起こるならまだしも、業務を教える上で上司によって違うことを教えられると、どちらの上司から教わったことを優先して実行すればよいかわからなくなり困ってしまうこともあるでしょう。

理不尽な人間関係にうんざり…対策法は?

上司から仕事やそれ以外のことを教わるのは、社会人として成長するために欠かせないことです。人によって言ってくることが違ったとき、自分が取るべき行動の判断軸として“成長できるかどうか”と考えるのがおすすめ。

本当に大切なのは“取り組み方”です。それが成長につながると感じるなら、上司の言うことを素直に聞いて、まずはやってみるといいでしょう。上司と上手く関わっていくだけではなく、職場での人間関係を良好に保つには日々の適切なコミュニケーションや自分の意思表示も大切になってきます。自己成長を軸にしつつ、上司を立てることも忘れずに、職場での最適なポジションを見つけてみてくださいね。

(岩井なな)

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