キム・カーダシアン、METガラの極細ウェストドレスで批判を浴びる

現地時間5月6日（月）に開催されたメットガラ。キム・カーダシアンのドレスが批判を浴びている。

今年キムが選んだのは「メゾン マルジェラ」のカスタムドレス。クリエイティブディレクターのジョン・ガリアーノが手がけた一着は花をモチーフにしたメタリックなアンサンブルだった。問題になっているのはコルセットで細く絞りあげたウェスト。ネット上には「キムをはじめカーダシアン家の女性たちはいつも非現実的な美の基準を当たり前のもののように世の中に提示している」「レッドカーペットの上で細く見せるために臓器を潰してみせるなんて若者に悪影響を及ぼす」と指摘する意見が書き込まれている。

若者、特に女性たちが摂食障害になる一因を作っていると批判する意見も多い。「ウェストを絞って首よりも細くしたせいで歩くのも息をするのもつらそうだ。それなのにみんなただ写真を撮ってキムの姿を称えている」「息ができないせいで唇が青くなっている。こんな極端な体型は間違ったメッセージを送るものだ」とコメント、この体型が「美しい」と報じられることの影響を懸念する人も多い。

このドレスのせいでキムが呼吸をするのに苦労していたのは事実。ガラの舞台裏を撮った動画にはドレスを着た後、スタイリストたちにヘアをアレンジしてもらっているキムが「呼吸はどう？」と聞かれるシーンが写っている。キムは「これは芸術よ。でも呼吸はできている」と言葉少なく答えていた。呼吸ができるかどうか聞かれている時点で普通ではないという意見も。

2019年のガラで着用した「ティエリー・ミュグレー」のドレスでもウェストを細く絞りすぎだと物議を醸し、2022年にはマリリン・モンローが着たドレスを着るために3週間で7キロ以上減量するダイエットをしたことを告白して猛批判を浴びたキム。今年のドレスも議論を巻き起こしそう。