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【にちにち農ガール】ザ・ラスト農作業!春の「豆」を収穫&いただきます♪1年間の活動を経て新たな感情が…

  • 2024.5.8

今回の作業で1年間の農ガールとしての活動も終了。最後は春らしい豆類の収穫をしました! 収穫の様子から、自宅でおいしくいただいた調理法、そして1年間を振り返っての感想をレポートします♪ それにしても1年間あっという間だった!



 
ラストにふさわしい、農作業日和!



農ガール1年間の締めくくりにふさわしく、お天気に恵まれた4月某日。畑からは桜と富士山の素敵なコントラストが! この時期ならではの景色に癒されます♡ 23区内にいることを忘れるようなのどかな陽気です。

畑をお借りしているアグリス成城では、土づくりをするため、2月は作業が一旦お休み。なので、前回作業では、グリンピース、スナップエンドウ、絹さやの苗を“鉢“に植えました。
それらの苗を3月中旬に土づくり後の畑に戻し、今回は収穫&撤収を行います! まずは豆類の成長状況を見ていきましょう。

すくすく成長した豆類!でも、どれがどれ…!?



絹さやは、パッと見てもしっかりと実がたくさんなっているのが確認できます。



スナップエンドウは支柱にツルが巻かれています。まだまだ育つらしいですが、今回はほどよく育ったこのタイミングで一旦収穫することに。
 



グリンピースは白い花が咲くまでに成長!



アップにすると、さやの中にぷっくりと豆がなっているのがわかります。鮮やかな緑と、ぷっくりとした実、なんだか生命力を感じますね~。

それにしても、絹さや、スナップエンドウ、グリンピース…、どれもよく似ていて、正直見分けがつかないですよね。わたしも何度もアグリス成城の佐々木さんに「これがグリンピースですよね!?」と、確認していました(笑)。

収穫は素手でもOK

さっそく収穫をしていきます♪ 収穫方法は、いつものようにアグリス成城の佐々木さんに教えていただきます。さやの上を手でプチっと切るのが一番ラクということで、今回は素手で作業することに。



さやの中で、立派なグリンピースの実が育っています。



ツルや葉をかき分けながら、どんどん収穫していきますよ~。



グリンピースは中の豆が成長しているものから、絹さやのようにまだまだ平べったいものまで様々でした。佐々木さん曰く「豆が育っていないものは、絹さやのようにさやごと食べられますよ」とのこと。ではではありがたく収穫します!



スナップエンドウもたくさん実っていましたよ! 青々としていておいしそうです♡



絹さやはむしろ育ち過ぎて茎が固くなっている部分も。はさみを使ってサクサク収穫しました。育ちすぎると筋っぽくなるので、さやから豆を取り出すと食べやすいとのこと。

 

収穫した豆類がこちら。



奥が絹さや、手前左がスナップエンドウ、右がグリンピースです! 特に絹さやは大量収穫でした! その他も夕飯に使えるくらいしっかり採れて、大満足です♡ しかし、収穫しても相変わらずどれがどれだかわからなくなりそうな見た目ですよね(笑)。


採れたてグリンピースを生で実食!

そしてなんとビックリ、採れたてならばグリンピースは生でも食べられるんですって!



 さやから豆を出して、さっそくいただきました♡



グリンピースの爽やかな香りはそのままに、苦味はなく、まろやかな甘みがある~! グリンピースってオトナの味…というこれまでのイメージが変わるおいしさでした。これぞ収穫の醍醐味ですよね! 貴重な体験です。

豆づくしの夕ご飯 

今回、わたしはグリンピースと絹さやを持ち帰ったので、夕飯に使用させてもらいました。レシピはわたしのオリジナルです。
まずはグリンピースと言ったら…の豆ごはんから。



【作り方】
1.お米(2合)を研いで、30分ほど水に浸す。その間にグリンピースをさやから取り出す。
2.炊飯器に、お米、2合の目盛りまでの水、酒大さじ2杯、昆布とグリンピース適量を入れて、通常モードで炊飯。
3.炊きあがったら昆布を取り出し、器に盛りつける。

炊飯器を開けた時からグリンピースのいい匂いがして、春の訪れを感じました♪ お米も豆もふっくら炊きあがり、今ならではの味わいを堪能。子どもに紛れてお代わりをしちゃいました(笑)。

また、豆がまだ小さなグリンピースは、さやごと茹でて、サラダのトッピングなどに使用。味も見た目もほぼ絹さやと変わらず、食卓を彩ってくれました♡


最近のわが家では、サラダ作りは子どもたちの担当。グリーンサラダのトッピングに、グリンピースが。
 
続いては絹さやの活用法です。絹さやは素材の味を楽しみたかったので、卵と一緒にシンプルに炒めてみました。


※画像は1人分

【作り方】分量はすべて適量です。
1.絹さやは筋を取り、塩茹でする。
2.ハム、マッシュルームをひと口大に切る。
3.フライパンでマヨネーズを熱し、ハム、マッシュルーム、絹さやを軽く炒める。
4.卵を溶き、フライパンに入れる。大きくかき回しながら半熟になるまで炒める。
5.塩、こしょうで味付け。

味付けは塩、こしょうだけ。油ではなくマヨネーズで炒めたのでまろやかな風味になりました。

こちらもちゃちゃっとできるので、あと一品足りない! という時に便利です。絹さやの緑があることで、彩りもよく、食卓が華やかになりますよね♪
 
忙しい人ほど、生活に「農」を♪

さて、今回も収穫し、自分で料理をして食べる、という一連のサイクルを紹介しました。1年間活動してみて、採った野菜を口にするまでが農ガールだと、個人的に思うように(笑)。

そしてこの1年間を振り返ると、畑に行って土を触り体を動かすのは、都会にいながらプチ現実逃避ができるかけがえのない時間でした。しかも1回の作業は長くて3時間ほど。仕事や育児の合間のちょうどいいリフレッシュになりました。農作業のあとは、PC仕事も捗るんですよ~。リモートワークの方など、休憩に農作業、おすすめですよ♪ 

そして自分で育てることで、スーパーに行ってもなんだか野菜がとても身近に感じるように。小学生の子どもと一緒に買い物に行っても「この時期はトマトがおいしくなってきたよ」「もうすぐ大根ができる時期だよ」なんて、四季にまつわる話もできて、教育的にもとても良い!と実感しています。

農ガールとしての活動は終わりますが、これからも自宅のプランターなどでちょっとした野菜作りを続けていきたいなと思います。意外と初心者でも簡単だったので♪ 農ガールOGとして、無理ない範囲でこれからも「農」と近い距離感でいたいと思っています。

みなさんも生活に農作業を取り入れてみては?

アグリス成城

AGRIS SEIJO

都心にある駅近の貸菜園です。
TEL: 03-3482-0831
東京都世田谷区成城5-1-1
小田急線「成城学園前」駅西口正面
通常:9:00~18:00
夏季:8:00~19:00(6/1~8/31)
冬季:9:00~17:00(11/1~2月末)
※諸事情により営業時間が変更になる場合があります。詳細はHPかお電話にて確認ください。
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