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昔の自分にびっくり!?【心理テスト】あなたの自虐度を診断!

  • 2024.5.8

今回は「あなたの自虐度」がテーマ。筆者が実際に経験した出来事がもとになっています。
ふとしたきっかけで、高校時代のアルバムを開いたあなた。昔の自分と今の自分とを比べて、どんな感想を持つでしょうか。
自分の変化をどう捉えるか、その反応で内面が見えてきます。さて、どんな反応を示すでしょうか?

【質問】どんな行動をする?

あなたはアラフィフの女性(この年代に当てはまらない方は、アラフィフの自分を想像して考えてみてください)。
家の片付けをしていたら、高校の卒業アルバムが出てきました。懐かしくなって開いてみると、若くて可愛かった頃のあなたの写真がたくさん!
しかし、今のあなたは、当時とは似ても似つかぬ、立派なワガママボディのマダムです。
さて、この後、あなたはどんな行動をするでしょうか?

 

A.アルバムの中の可愛かった自分を携帯で撮り、SNSに載せて見せびらかす

B.アルバムの中の可愛かった自分を携帯で撮り、プリントアウトして部屋の壁に貼る。そしてダイエット開始

C.「やだわ、時の流れは残酷よね」と思いつつ、アルバムを閉じた途端どうでもよくなる

D.「今のアタシの方が素敵だし。お腹のお肉は私を守る鎧!」と考えつつ、しかし、その日の夜からご飯の量を減らす

 

A「アルバムの中の自分を携帯で撮り、SNSに載せる」あなたは…「自虐度:高い」

昔の写真をSNSに投稿することで、過去の自分と現在の自分とのギャップをユーモラスに表現しようとするこの行動は、社交性が高く、自己表現を重視する性格の表れです。あなたの場合、自分の変化を公にすることで他人からの反応を楽しみ、そして、それが自尊心を支える一助となるのです。
あなたはダメな自分や過去の自分など、ありのままの自分をまるごと受け入れつつ、その変化をポジティブな形で共有することに長けており、周囲との関係を深める手段としています。

公の場でのあなたは、自分の昔話や失敗談を巧みに話すことで注目を集め、会話している相手を引きつけます。たとえば、昔の失敗を面白おかしく語ることで笑いを提供し、また、一方では「誰にでも失敗はある」「ちょっとくらい上手くいかなくても大丈夫」というメッセージを伝えるのです。
これは、周囲に対して自分は完璧ではないという謙虚さを示しつつ、自己の失敗を受け入れる強さも見せていることになります。

B「昔の自分の写真を部屋の壁に貼り、ダイエットを開始する」あなたは…「自虐度:やや高い」

昔の自分の写真を壁に貼っていつでも見られる状態にした上でダイエットを決意するこの行動は、自己改善に向けた意志の表れです。
一方で、過去の自己像と現在のギャップに焦点を当てることが、過度な自己批判へとつながっていることも示しています。
この選択肢を選んだあなたは、他人の意見や評価を意識しすぎる傾向があるため、しばしば自己評価が低くなりがちです。

公の場でも、あなたは過去の自分の失敗、また、最近試みた新たなダイエットや健康習慣などについて話題にすることが多いでしょう。このような話題を通じて、同情や励ましを求めることで、一時的な自尊心の向上を図ることがあります。
たとえば、食事中に「昔はもっと痩せていたのに、今は…」と笑いを交えて話すことで、周囲の人々からの「でも今のあなたも素敵よ」という反応を引き出そうとします。ただし、このような他人からのフォローは常に得られるとは限りません。自分の望んでいる反応が得られない時は、内心で激しい不足感に苛まれることもあります。

C「アルバムを閉じた途端どうでもよくなる」あなたは…「自虐度:低い」

アルバムを閉じるや否や、すぐに昔の自分を忘れてしまうこの行動は、過去へのこだわりを持たず、現在を重視する傾向があることを示しています。
自分の過去の姿に対して一時的な感情は抱くものの、それをすぐさま忘れることで、精神的なバランスを保っています。
この選択には、自分の欠点や失敗を他人に見せたくないという心理が強く作用しています。実は案外、内向的で自己評価が厳しい面があるのです。

公の場では、自分の過去や失敗を話題にすることはほとんどありません。たとえば、仕事でミスを犯した時にも、その事実こそ認めますが、他人には失敗の詳細を話すことはなく、むしろ解決策や今後の改善策に焦点を当てる傾向があります。
このように、自己の問題は内面に留め、外には強い自己を見せる傾向があるため、周囲からはしっかり者と見られがちです。しかし、その内面では常に自己批判と向き合っている状態でしょう。

D「『今の私の方が素敵』と考えつつ、しかしその日の夜から食べる量は減らす」あなたは…「自虐度:ゼロ」

この選択肢が示すのは、表面上は自己肯定感が非常に高いものの、実際には自己改善への意志も持ち合わせているという複雑な心理状態です。
自分をポジティブに表現しつつも、内面では現状に満足していない可能性があり、この矛盾があなたの行動に表れています。
選んだ言葉は自己愛が強いように聞こえますが、実際には自分の体型に対する小さな不安を抱え、それを乗り越えようと努力しているのです。

普段の生活の中で、あなたはしばしばこの種のポジティブな自己表現を用いて、周りに良い印象を与えようとするでしょう。たとえば、何らかの失敗を犯しても「これも成長の一部だ」と高らかに宣言し、気分を上げようとします。しかし、家に帰ると静かに自己反省し、どうすれば次に同じミスを避けられるかを真剣に考えるでしょう。
このように、あなたは外向的な自信と内面的な自己評価との間にあるギャップを抱えながら、日々を過ごしているのです。

 


ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部

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