1. トップ
  2. 恋愛
  3. がんばった後に燃え尽きてしまう【燃え尽き症候群】なってしまったら、どうする? 元気になる3ステップ回復法

がんばった後に燃え尽きてしまう【燃え尽き症候群】なってしまったら、どうする? 元気になる3ステップ回復法

  • 2024.5.8
  • 2928 views

がんばりすぎたあと、なんか調子が戻らない、無気力になっている……など、そんな経験ありませんか? そんなあなたは、もしかして燃え尽き症候群かも!今回は、労働者の健康管理改善に携わる医師の池井佑丞さんに、なってしまったときの回復法を教えていただきました。

池井佑丞さん

医師。健康経営クラウドサービス企業・リバランス代表。内科や産業医、訪問診療に従事するかたわら、プロキックボクサー、トレーナーとしても活躍。さまざまな企業で、労働者の健康管理に携わる。著書に『燃え尽きさんの本』(かんき出版)

がんばりすぎて燃え尽きてしまったら、どうする?

一旦休んで土台を整えましょう

燃え尽きてしまった場合、まずしなければならないのが「元気になること」。そのためにはまず休息です。有休があれば使って最低3〜4日休みましょう。育児や介護であれば、誰かにSOSを出して休むこと。軽く捉えてはいけない危険な状況なので、罪悪感はもたないでOK 。

逆にいけないのは、「たるんでいる場合じゃない」「もっとがんばらないと」と、自分にムチを打つことです。それは風邪で熱が出ているときに、ジョギングをするようなものですが、メンタルの問題だと、やってしまう人が少なからずいます。休んで心身が回復し、普通の生活が送れるようになったら仕事に復帰しますが、最初は仕事量をセーブして、徐々に負荷を上げるようにしましょう。

心身ともに回復する3STEP

【STEP 01】 よく寝て、よく起きる

休むと決めたら、最初の数日は好きなだけ睡眠をとって、疲弊した心身を休めて。3日目くらいからは、睡眠時間は7~8時間、朝決まった時間にすっきり目覚めることを目標にしましょう。

【STEP 02】 普通の生活をする

疲労が回復してきたら、普通の生活を。燃え尽きる前の「ゆったりした休日」が目安です。そのあと仕事復帰しますが、取り返そうと焦るのではなく、徐々に負荷を上げていきましょう。

【STEP 03】 やらないことを決める

また燃え尽きないためには、「やらないことを決める」のがおすすめ。「~すべき」に縛られるのはやめて、自分にとって重要ではないこと、不得手なことはやらないと決めると、ラクになります。

text:Ema Tanaka illustration:Kayo Yamaguchi
リンネル2024年4月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる