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甘味の強い国産大豆のきなこをまぶしたひと口銘菓。広島『亀屋』の「川通り餅」。

  • 2024.5.7

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

甘味の強い国産大豆のきなこをまぶしたひと口銘菓。

室町時代、毛利元就の故郷である安芸国で、川を渡るための飛石に見立てた"川通り餅"を食べる風習があったという。今もその風習を大切に受け継ぐ店が作るのは、くるみ入りの求肥に、甘味が強い国産大豆「タマホマレ」のきなこをまぶした小さな菓子。「もっちり感のある求肥にたっぷりまぶされたきなこが深煎りで香ばしい。まさに小石のようなひと口サイズで、爪楊枝で気軽につまめるのもいい」(高)。賞味期限は常温保存で7 日。15個入り¥810。注文は電話、オンラインショップから。広島市東区光町1‒1‒13 082‒261‒4141 9:00~17:00 無休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

 

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