こんにちは、TAEです。
我が家にはレモンの木があり毎年アゲハ蝶がたくさん卵を産んでいきます。
卵から黒い小さな幼虫になり、青虫になり、サナギになり、羽化して蝶々になっていく姿を何匹も見てきました。
そんなある日、青虫がサナギになったものの、羽化することなく固まってしまいました。
もう死んでしまったのかなと思っていましたが、そのまま放置していたところ半年経って奇跡が起こりました!
蝶々の生命力の強さに感動しました
サナギになったまま固まってしまったのは昨年の12月頃。
1つは茶色いサナギ、もう1つは緑色のサナギでした。
子供と冗談のように『冬眠しちゃったかな?』なんて話をしていると、『いつか目覚めるかもしれないからこのまま置いておこう』と息子に言われ、ケースに入れたまま玄関に放置していました。
時々様子を見てはいたものの、何の変化もなく生きているのか死んでしまったのかわからない状態。
暖かくなったら出てくるかもと思い、4月に入ってから暖かい日には陽が当たるベランダに置いて様子を見ていました。
1週間ぐらい陽に当てたある日、ベランダに出るとパサパサと音が聞こえる。
えっ?と思い見渡すとケースの中でアゲハ蝶が飛んでいるではありませんか!
急いで子供達を呼び見てみると茶色いサナギが破れていて、少し小ぶりなアゲハ蝶が産まれていました。
『生きてたんだ!!』と大興奮な子供達
私も生きていたことに命の重みを感じ、感動!
調べてみるとアゲハ蝶のサナギは越冬するということがわかりました。
半年間我が家にいてくれてありがとう!元気に育っていくんだよ~
幼稚園から帰ってきた息子が逃がしてあげようと蓋を開けると最初は元気がなく、なかなか飛び立たないアゲハ蝶。
指の上に乗せても飛んでくれません。
息を吹き掛けてちょっと飛んでも下に落ちてしまうアゲハ蝶。
ここまできたら元気に飛び立って欲しい!
花の上に置いても微動だにしない様子に『飛べないのかな?』と心配そうな息子。
しばらく蝶々を指に乗っけていました。
すると突然大空に向かって飛び立って行ったのです。
無事に飛んで行ってくれたことに子供達大喜びでした。
それからしばらくすると残っていた緑色のサナギがだんだん茶色っぽくなっていました。
これも生きてる!アゲハ蝶産まれるかも?と期待しながら様子を見ていると、最初のアゲハ蝶が羽化してから12日後にもう1匹のアゲハ蝶も羽化し大空に飛んで行きました。
卵から大切に見守っていたアゲハ蝶が越冬し、元気に羽化して大空に羽ばたいてくれて、子供達に貴重な体験をさせてあげることが出来ました。
今年は早くもレモンの木から9個の卵が見つかり、黒い幼虫になり、ケースの中で育てています。
たくさんのアゲハ蝶が元気に羽化してくれるといいなぁ。
<あんふぁんメイト TAE>
夫・長女8歳(小3)・長男5歳(年長) スポーツ大好き、ハンドメイド大好き、旅行大好きな好奇心旺盛2児のママです。