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【防災備蓄】えいようかんとちょこえいようかんを実食!子どもの反応は?

  • 2024.5.7
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皆さんは非常持ち出し袋の準備や、非常食の準備はばっちりですか?

お正月に大きな地震があったこともあり、防災対策や食料備蓄に関しての意識が高まった方も多いのではないでしょうか。

我が家も昔ながらの乾パンなどを備蓄していましたが、試食してみるとどうも子どもの反応がいまいち…。非常食で子どもが食べられるものって案外少ない!と、子ども受けする非常食を探していました。

そこで長期保存が可能と話題の、井村屋の『えいようかん』と『ちょこえいようかん』の2種類を試してみました。

味もパッケージも徹底解剖していきます!

【えいようかん】と【ちょこえいようかん】のパッケージを徹底レビュー

パッケージデザインには、防災備蓄としての工夫がたくさんあります。

左上のホログラムの『備』の文字は暗闇でも見つけやすい!

箱の正面と側面に点字があり、目の不自由な方への配慮もあります。

パッケージ正面

パッケージ裏面には災害伝言ダイアルの利用方法が記載されています。ミシン目入りの開け口は、ハサミなどが苦手なちょっと不器用さんな5歳でも開けられました。

パッケージ背面

気になる中身、栄養価は?

一箱五本入り。『えいようかん』は一本171kcal『ちょこえいようかん』は197kcalで、チョコえいようかんの方が高カロリーです。重さは「えいようかん」一本が約60グラム、チョコえいようかんは一本約55グラム。

えいようかんはパッケージをむいてそのまま食べられるので、スプーンやお皿がなくても食べることができます。直接触らないで食べられるので、手が汚れていても安心です。

チョコえいようかんの方は息子が一本食べてしまいましたが、両方5本入りです
1本の大きさはピルクルの容器と同じくらい。
厚さは2本でピルクルの容器と同じくらいで、コンパクトです。

開け方には少しコツがいる!

裏面の切り込みから一周ぐるっと回して開けます。

「少しひねり切り込みを入れてから横に引いて下さい」が少しわかりにくく、息子は自力で開けるのに苦戦していました。

大人の私も一瞬「?」となりました

上の部分を引っ張ってむきます。

温度の関係か、チョコえいようかんの方が少しパッケージにくっついてちぎれそうになりました。

切れ込みがわかれば、簡単にむけます。
上の部分をひっぱって取ります
下から押し出しながら食べます。

えいようかん・チョコえいようかんの比較

写真だとわかりにくいですが、実際は見た目でえいようかん、チョコえいようかんを判別できます。

それぞれチョコ、ようかんの色をしています。

えいようかんの実食レビュー

味は、良い意味で想像した通り。一般的な羊羹をイメージして頂ければ大丈夫だと思います。後味がしつこいということもなく、口に甘みが残ることもありませんでした。

あんこが大好き、甘い物大好きな私と夫はおいしく頂きましたが、あんこが苦手な息子は一口だけ試してみて、「ちょっと苦手…」とのこと。

なめらかな口触りなので、あんこのなかでもこしあんなら大丈夫という人なら食べられると思います。

緑茶と一緒に頂きたくなる味です。

個人的には「えいようかん」の方が好みの味でした

ちょこえいようかんの実食レビュー

チョコのようかんとはどんなものだろう?と思いましたが、イメージとしてはねっとりとしたチョコブラウニーを食べているような感覚。

チョコが大好きな息子は「こっちの方がおいしい」と食べていましたが、濃厚なので半分食べたところで「お腹いっぱい、牛乳と一緒に食べたい」とのこと。

チョコが苦手な夫は「チョコの風味が強い、チョコなのに歯ごたえがなくて違和感」とのことでした。

チョコも大好きな私はこちらもおいしく完食。ミルクチョコレートといった甘みの強いチョコではなく、カカオの風味なのか通常のえいようかんより甘さが控えめな印象でした。

コーヒーと一緒に頂きたくなる味です。

息子はチョコえいようかんの方がお気に入りです

非常食としての「えいようかん」「ちょこえいようかん」のメリット

「えいようかん」「ちょこえいようかん」を食べてみて、非常食、備蓄として優れていると感じた点は以下の7つです。

・長期間保存が可能でコンパクトに備蓄できる。

・えいようかんにはアレルギー特定原材料、特定原材料に準ずる物を使用していないので、お子様も安心して食べられる

・保存食にありがちパサパサ・ボソボソ感がなく、水なしで食べられる

・緊急時に食欲がなくても手軽にカロリー補給ができる

・手を洗えない状況でもフィルム越しに食べられるので清潔。

・音や匂いがほとんどないので、避難所などでも気兼ねなく食べられる

・非常食感がなく美味しいので、普通のおやつにもなる

非常食としての「えいようかん」「ちょこえいようかん」のデメリット

とても美味しく、普段のおやつとしても非常食としても常備しておきたいえいようかんですが、少し注意した方がいいかな?と思った点は

・あんこ、羊羹、チョコレート、甘い物が苦手な方には不向き

・小さいけれど、一箱約300グラム前後なので意外とずっしりと重さを感じる。体力の無い方やお子様用の非常持ち袋には、1〜2箱入れるのが限界かもしれない。

・小さい子や手先が不器用なお子様は、フィルムが剥けず一人では食べられない可能性もある

・購入する場所によって差はあるが一本約110円前後と、やや割高に感じる。

まとめ

「えいようかん」「チョコえいようかん」は

・甘い物が好き

・備蓄はコンパクトにまとめたい

・お子様も食べやすい非常食を探している

という方にオススメです!

重い、少々割高に感じるなど気になる点もありましたが、それを上回るおいしさと賞味期限の長さが決め手になり、3人家族の我が家は「えいようかん」を5箱、「チョコえいようかん」を3箱備蓄することにしました。

「えいようかん」「チョコえいようかん」はホームセンターの防災コーナーやショッピングモール、ネット通販などで購入することができます。普段のおやつとしてもおいしい「えいようかん」「チョコえいようかん」気になっていたという方も、知らなかったという方もこの機会に是非試してみてはいかがでしょうか?

井村屋さんのえいようかん販売ページはこちら

<あんふぁんメイト Lio>

夫・長男5歳(幼稚園年長) 無理しないこどもとのおでかけや楽しめることを探しています。生きがいは家でできる好き活です。

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