ウィリアム皇太子の叔父エドワード王子、皇太子の側近に？

チャールズ3世の弟エドワード王子は将来、王位継承者のウィリアム皇太子の側近になるかもしれないと、イギリスの大衆紙「ハロー！」が報じた。

ウィンザー城でのミサに出席するエドワード王子とウィリアム皇太子。（2023年6月19日）photography: Getty Images

エドワード王子は2023年に297回もの王室行事を果たしている。長年にわたり、エドワード王子はロイヤルファミリーにとってかけがえのない存在であることを証明してきた。エリザベス女王の末息子はまた、ウィリアム皇太子を支える存在になる可能性があると、4月24日に雑誌「ハロー！」は報じた。同タブロイド誌は、チャールズ3世の死去後、エドワード王子は王位継承者の大きな支えになると推測している。

現在73歳のアン王女は兄のすぐ後に他界する可能性がある。ジェフリー・エプスタイン事件での性的暴行の告発により、アンドルー王子が候補から外れた今、エドワード王子はウィリアム皇太子に助言することができる唯一のエリザベス女王の子どもであり続けるだろう。

また、チャールズ3世の弟であるエドワード王子は、兄ががんで療養中、急遽代役を務めるなど、信頼できる人物であることを何度も証明してきた。

復活祭ミサでの象徴的存在

「エディバラ公（エドワード王子）は、特に国王チャールズ3世のがんの診断後のここ数ヶ月間、国王を支えてきました。エドワード王子と妻のソフィー妃は、ここ数ヶ月間、多くの公務をこなし、今月開催された英仏協商120周年記念パレードでは、国王の代わりに参加しました。」と王室特派員のダニエル・ステイシーは「ハロー！」に語った。さらに、夫妻は過去の1年間に英国内外を訪問し、エドワード王子は南アフリカ、ウガンダ、そしてセントヘレナ島を訪れた。エドワード王子はまた、戴冠式の際にも舞台裏で兄を支えたと言われている。

「チャールズ3世の診断が発表されて以来、最も重要な公の場であるウィンザーでの復活祭の日曜日のミサで、エドワード王子が国王夫妻と並んで立った数少ないロイヤルファミリーのひとりであることも重要だと思います」とダニエル・ステイシーは語った。アン王女の息子であるピーター・フィリップスも同意見だ。最近、ピーター・フィリップスは次のように述べている。「エディンバラ公爵夫妻、私の母（アン王女）、カミラ王妃はより多くの責任を負わなければならないというプレッシャーがあります。」ウィンザー家の他のメンバー同様、ウィリアム皇太子は叔父のエドワード王子を頼ることになるだろう。