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“渋谷に暮らす”が最新のTOKYO滞在トレンド「ハイアット ハウス 東京 渋谷」【すみずみ宿泊ルポ】

  • 2024.5.7

2024年2月26日、渋谷に開業した「ハイアット ハウス 東京 渋谷(はいあっと はうす とうきょう しぶや)」は、ショッピングやグルメ、ライブや映画などのレジャーを楽しむために”訪れる”イメージの渋谷で、ワンランク上の”日常生活”を提供する「渋谷で暮らすように滞在する施設」がコンセプトです。ハイアットグループのホテルだけに、施設もサービスも超一流! 今までに味わったことのない”SHIBUYA”を体験してみませんか。

旅の楽しみとして “渋谷で暮らす”を体験する!

©︎アトリエshiRo
©︎アトリエshiRo

“100年に一度の規模”といわれている渋谷の大開発もいよいよ大詰め。2023年末、渋谷駅の南西に位置する桜丘に、このプロジェクト最後の複合高層ビル「Shibuya Sakura Stage」が完成し、その中の施設が順次オープンしています。

この複合施設を構成する目玉のひとつとなるのが、今回ご紹介の「ハイアット ハウス 東京 渋谷」です。中・長期滞在も可能なサービスアパートメントタイプの宿泊施設「ハイアット ハウス」は、石川県の金沢に続き、この東京・渋谷が国内2軒目です。

「Shibuya Sakura Stage」はJR渋谷駅周辺にぐるっと張り巡らされた遊歩道とつながっていてアクセス抜群。JRの線路を挟んで向かい側に立つ「渋谷ストリーム」とも3階の通路でつながっています。

るるぶ&more.編集部

「サクラステージ」内の遊歩道を恵比寿方面に進んだ屋上庭園に、ホテルのメインエントランスがあります。車でアクセスの場合は、車寄せのある2階エントランスからエレベーターで直接ロビー階へ向かえます。

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3階エントランスは、ちょっとした待ち合わせができるソファとカウンターがあります。この階からエレベーターでロビーのある16階へ。

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こちらがロビーフロアです。シンプルモダンのなかにカジュアルな遊び心を取り入れたデザインが、ホテル全体で統一されたテーマ。奥まで続くロングカウンターが目を引きます。
このカウンターにはユニークな仕掛けがあるので、のちほどご紹介しますね!

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カウンターの手前側がレセプションになっているので、ここでチェックインをします。さすがはハイアットのホテル!と納得する丁寧な対応に安心感を覚えます。

ハイアット ハウスでは、従来のホテルのような“ゲストとホテルの従業員”という関係ではなく、ハウスで同じ時間を過ごす者としてリスペクトし合う関係性を提案しているそうですよ。この距離感、意外に心地よいです。

快適なロングステイが可能な充実の客室設備

るるぶ&more.編集部

こちらが宿泊するソファベッド付きツインの客室(1泊1室5万3856円~。税込、宿泊税とサービス料別)です。壁や天井、床はホワイト、家具にも白木を使って、とても明るい印象。グラフィックアートやベッドのヘッドボード、イス、クッションの差し色を効かせて、文化が混ざり合う渋谷のポップな楽しさが表現されているよう。

ベッドが二つありますが、広さは32㎡なので、感覚としてはリアルな東京での一人暮らしの少しゆとりがあるお部屋という感じ。客室は6階以上にあるので、大きな窓から都内の町並みを眼下に眺められます。

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入り口側はこんな感じ。ドアの方から、全身鏡、クローゼット、オーブンレンジと冷蔵庫、キッチンが並び、暮らすために必要なものがすべて揃っています。

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クローゼットは扉のないタイプで、幅が90㎝くらい。スーツケースを広げる場所と深めの引き出し、ハンガーはたっぷり10本ほど用意されています。

短期間の滞在でも、客室に電子レンジと2ドアの冷蔵庫があるのはありがたい!

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キッチンには、カトラリーから器、料理器具にいたるまでひと通りのグッズが揃っています。長い滞在なら本格的な調理も可能ですし、買ってきたお惣菜でもちょっと料理を温めたり、盛り付け直したりするだけで、ワンランク上の食事になりますよ。

©︎アトリエshiRo
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例えば、近くの複合施設の食品フロアで買い揃えたお惣菜やパン。こちらをお皿に盛り付けしなおせば……。

©︎アトリエshiRo
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盛り付け直しただけで、こんなに素敵な食事になります!容器のままだと味気ない食事も、ちゃんとしたお皿やカトラリーを使えば、おいしさが格段にアップ。

るるぶ&more.編集部

食後にネスプレッソや、ロンネフェルトの紅茶など好きなホットドリンクを用意すれば、満足のいくランチタイムに。ちなみにロンネフェルトの紅茶は、イングリッシュブレックファストとクラシックグリーン(緑茶)の2種類が用意されています。ロンネフェルトの緑茶は苦味が少なく後味がさわやか。

るるぶ&more.編集部

クローゼットの向かいにあるこのアクアブルーの扉がとってもかわいいんです!中はもちろん……。

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バス&トイレになっています。写真の左側に便座があるのですが、明るく清潔感があって扉を開け放しておいてもまったく気にならないくらいです。鏡も洗面台も広くて使いやすく、照明の位置がちょうどよいので、お化粧しやすい明るさです。中・長期滞在に便利な、ドラム式の洗濯乾燥機が完備されています。

バスルームは、洗い場を確保したシャワースペースと大きなバスタブが分かれています。都内の一人暮らしのお部屋にはないくらいの広い洗い場&お風呂にテンションアップしますよ。

シャンプー&リンスなどのアメニティは、「Dr.バーニー・ケネット」がハイアットのために開発したオリジナルコレクションの「KenetMD」。植物由来の成分を配合した軽い使い心地のシリーズです。

るるぶ&more.編集部

こちらのパジャマがお気に入りです!ガーゼのような軽さのコットン生地で、ストライプの裏地が折り返した時にチラ見えしてかわいいんです。トップスは襟がないから首回りがすっきり、パンツは腰を紐で縛るタイプです。

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タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類なのですが、バスタオルとフェイスタオルの大判ぶりに驚きます。フェイスタオルは小さめのバスタオルぐらい、バスタオルがちょっとしたブランケットくらいのサイズがあります。

©︎アトリエshiRo
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客室の備えとは別ですが、チェックインの時に受け取るこの「SHIBUYA MAP」は、ホテルのスタッフが自ら足を運んでリサーチしたおすすめの飲食店を紹介するオリジナルガイドマップ。お笑いタレントのネゴシックスさんのイラストがかわいくて、旅の記念になりますね。

渋谷上空の屋上庭園を中心にしたファシリティ

るるぶ&more.編集部

16階のロビー階は、渋谷上空とは思えない屋上庭園を囲むように、さまざまなファシリティが揃っています。まずはこの特徴的なロングカウンター。右側はレセプションですが、その左にイスが並んでいます。

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実はこのカウンターの左側は、カフェやお酒が楽しめる「Hバー」になっています。しかもレセプションにいるスタッフがカフェの提供もしてくれます。このシームレスな造りは現代的な感覚にあっています。

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バーのメニューは「コーヒー」や「紅茶」各726円、「ワイン」1815円などです。宿泊者以外も利用できるので、混雑した渋谷の喧騒を離れたこのバーを知っていると便利かも!

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「Hバー」の向かいにある「Hマーケット」は、ドリンクやみやげなどを取り揃えたショップ。客室の電子レンジで温めて食べられるよう、フランス「Picard(ぴかーる)」の冷凍食品が揃っているのがユニークです。

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冷蔵庫の中に渋谷メイドのお酒を発見。渋谷区エリア限定のクラフトビール「渋生」429円や宮下パークにある渋谷ワイナリーで醸造の「SCRAMBLE CROSS」3300円はおみやげにもぴったり。

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この「Hマーケット」には浄水器があり、マイボトルなどに自由に水がくめます。ハイアットが取り入れている環境に配慮したサステナブルな取り組みのひとつです。

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エレベーターの正面にある緑に囲まれたマルチファンクションルームは、パソコン作業など自由に活用していいパブリックなスペース。もちろん待ち合わせやちょっとした語らいにも利用OK。

©︎Hyatt House Tokyo Shibuya
©︎Hyatt House Tokyo Shibuya

宿泊者のみが利用できるインドアプールも屋上庭園に面しています。ブルーのタイルを敷き詰めたおしゃれなプールとジャグジーでリフレッシュできます。短い滞在でも時間を作ってぜひ利用してみましょう。

庭園に面した施設は以上で、アクティビティ施設としては15階にフィットネスセンターがあります。

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ホテル内にあるレストランは、フランス料理に東洋のエッセンスを融合させた、名付けて”和漢洋才キュイジーヌ”が味わえる「MOSS CROSS TOKYO」。

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宿泊者のみ、要予約でビュッフェスタイルの朝食3630円がいただけます。たっぷりのサラダに、ハムやソーセージ、卵料理などブレックファストとして定番メニューのほか、筑前煮などの和のお惣菜があるもの楽しいです。焼きたての自家製パンも種類が豊富。

©︎アトリエshiRo
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無加水調理で作られたカレーは、あったら必ず食べて欲しいおすすめメニュー。ほかの料理を作る際に出る野菜の余った部分などを煮込んだ、食品ロスに配慮したサステナブルな料理だそうです。スパイスを利かせたスープタイプのカレーは肉や野菜のうま味がたっぷりで、この味を求めてまた食べに来たくなるくらいです。

毎日用意があるわけではないそうなので、ビュッフェボードに並んでいたらぜひ食べてみてくださいね。

©︎Hyatt House Tokyo Shibuya
©︎Hyatt House Tokyo Shibuya

ディナータイムは昼間とはまったく違った雰囲気に。渋谷の夜景を眺めながら、日本料理の松花堂弁当をイメージした前菜の盛り合わせ”SHOKADO-9”や選べるメインディッシュからなる「Taste of MOSS」6800円と「ワインのペアリングセット」3000円を味わってみましょう。

ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

渋谷に泊まっていること自体が、ひとつのアクティビティ。そして、ホテルから一歩外に出れば、渋谷のど真ん中にいることを感じられる賑わいがあります。渋谷のスクランブル交差点を見下ろせるマークシティの連絡通路は海外からの旅行客に人気のスポットです!

【ホテルから徒歩5分】渋谷ヒカリエ

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JR渋谷駅東口すぐにある地上34階、地下4階建ての高層複合施設。高層部にはオフィスが入り、5階から地下3階には、ビューティー&ファッションや東横のれん街などの約230ショップが入る商業施設「ShinQs」が展開。約2000席を有するミュージカル劇場「東急シアターオーブ」、アーチスチックなクリエイティブスペースやイベントホール、貸会議室なども完備。6~11階にあるカフェやレストランでは、季節を感じる多彩なジャンルのメニューが楽しめる。

【ホテルから徒歩10分TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア SHARE LOUNGE】 

るるぶ&more.編集部

渋谷スクランブルスクエア11階にある有料のカフェラウンジ。渋谷の街を眼下に見下ろしながら、ゆったりと過ごすことができる。コーヒー、紅茶、フルーツ、スープなど幅広いラインナップのドリンクメニューのほか、ナッツやチョコレート、プレッツェルなど、ヘルシーなスナックが約20種類揃う。1名席もあり、ソロワークにもおすすめ。

【ホテルから徒歩10分SHIBUYA SKY】

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「渋谷スクランブルスクエア」にある展望施設。渋谷最高峰の地上約230mの高さの屋上展望空間からは富士山や東京スカイツリーなど、東京の観光名所を360度パノラマビューで楽しめる。カフェ&バースペース「Paradaise Lounge [パラダイスラウンジ] 」、お土産ショップ「SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP [シブヤスカイスーベニアショップ] 」も設けられている。

リアルなおすすめタイムスケジュール

今回、ホテルを満喫する2泊3日のステイプランはこちら。渋谷を満喫できるのはもちろん、徒歩や電車に乗ってほんのひと駅で原宿、表参道、青山、恵比寿、代官山などへもアクセス可能なので、どこへ行くにも便利。外食に疲れたり、ご飯のタイミングを逃したりしたときは、部屋で簡単に調理して食べたりして、メリハリのある滞在ができます。

【1日目】
11:00 荷物を預けにホテルへ
12:00 東京メトロで表参道へ。予約しておいた人気店でランチ。食事の後は青山を通ってホテルまでお散歩
15:00 チェックインして部屋で荷ほどき
16:00 渋谷でショッピング。街を見下ろす渋谷ヒカリエの「スカイロビー」など展望スポトもマスト
18:00 ホテルに戻って荷物を置き、ひと休み
19:00 Hバーで東京の友達と待ち合わせ。合流してから、渋谷で夕食
22:30 ホテルに戻ってゆったりバスタイム
24:00 就寝

【2日目】
7:30 「MOSS CROSS TOKYO」で朝食
9:00 屋内プールでひと泳ぎ。昼間の爽やかな日差しの中で泳ぐのが気持ちいい
10:30 身支度を整えて、SHIBUYASKYに向かい、ショッピング&ランチ
16:00 ホテルに戻って足を休める。SHIBUYASKYで買ったお菓子でティータイム
19:00 渋谷のライブハウスである推しアーティストのライブへ
22:00 興奮冷めやらぬまま、ホテルへ。買ってきておいた料理を温めて遅めの夕飯
24:00 就寝

【3日目】
7:30 買っておいたパンとスープで軽めの朝食
9:30 JRで原宿駅に移動して明治神宮へ。渋谷の街を通ってホテルへ戻る
10:30 荷物を片付けてチェックアウト。荷物はホテルに預けておく
11:00 JRで今度は恵比寿へ向かいランチタイム。線路に渋谷方面へ沿って歩けばホテルに到着
夕方 荷物をピックアップして帰路へ

るるぶ&more.編集部

東京暮らしのサイズ感に、ハイクオリティな設備やサービスを備え「リアルな渋谷での暮らし」を体験させてくれる新たな宿泊施設「ハイアット ハウス 東京 渋谷」。東京滞在に渋谷を選ぶ選択肢がこれまでなかった人にも、ここだったら泊まってみたい!と思える客室が用意されています。せっかくだから何泊かして、再開発により新しい魅力が加わった渋谷の賑わいをその目で確認してみませんか。

■ハイアット ハウス 東京 渋谷(はいあっと はうす とうきょう しぶや)
住所:東京都渋谷区桜丘町3-3
TEL:03-5428-3898
チェックイン/アウト:15時/11時
料金:1泊1室5万3856円~(税込、宿泊税とサービス料別)
アクセス:JR渋谷駅から徒歩5分


Text:山下あつこ(アトリエshiRo)
photo:小松正樹/ハイアット ハウス 東京 渋谷/アトリエshiRo

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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