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「3歳なのに…まだ飲ませてるの?」義母も実母も苦笑…子どもがやめられないのはママのせい?

  • 2024.5.6
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子どもが1歳を過ぎたころから意識していた「断乳」。本当は早く断乳させたいけれどなかなか決断できず、結果的に2歳11カ月まで授乳をしていました。断乳は母子ともに覚悟を決めなければいけません。果たしてどのように終局を迎えることができたのでしょうか。断乳を決断したきっかけや、断乳できた日のエピソードをご紹介します。

添い乳がやめられない! 断乳決断のきっかけは…

※添い寝授乳をする際には、赤ちゃんを圧迫しないよう十分注意し、赤ちゃんが寝入ったら必ずおっぱいを外すようにしましょう。

娘が生まれてすぐは混合授乳で育てていた私。しかし、生後3カ月ごろから娘は哺乳びんを拒否するようになり、完全母乳に移行しました。娘の育児で疲労困憊していたときに、友人が「添い乳がラクだよ」と教えてくれます。さっそく試すと、横になった状態で授乳できるので体が休まり、次第に疲れも軽減。そのうち娘は、自らおっぱいを探して吸ってくるように。

娘が1歳を過ぎたころ「断乳」を意識し始め、ネットで調べると断乳についての大変そうなエピソードが続々と目に入ってきました……。そのころ娘は、添い乳なしでは寝られなくなっていたため、きっと苦労するだろうと決断を先延ばしに。


しかし娘が2歳半のころ、義実家で義母にビールをすすめられた際に授乳中であることを理由に断ると、まだ飲ませてるの?といった表情で苦笑い。私の母からも「3歳までにはやめたほうがいいんじゃない?」とアドバイスされ、だんだん恥ずかしくなっていきました。転機になったのは、保育園入園を控えた2歳11カ月のころです。面談中に私の服をめくる仕草をした娘を見て、まだ授乳していることを察した保育士さん。その際「おっぱいの卒業を頑張りましょう」と言ってもらったことで断乳を決意しました。


その日の夜のお風呂上がりに「もうおっぱいはおしまい」と伝えると、少しぐずったものの、真剣な思いが伝わったのか「わかった」とつぶやく娘。しっかり寝てくれるか不安になりながらも、その夜から背中をトントンして寝かしつけました。すると、こちらの予想を裏切るように、ぐっすり寝てくれたのです。

その様子を見て、なかなか断乳できなかったのは、私自身の覚悟が固まらなかったからなのかもと感じました。断乳後はパパも寝かしつけできるようになり、育児の負担が軽くなりました。もちろんお酒もたしなめるように。断乳時期は比較的遅くなりましたが、結果的に2歳11カ月のわが子が自然に断乳できるタイミングだったのかもしれません。

作画/becomachi85


著者:伊藤さほ


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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