白や黒のポツポツ、陥没…“毛穴”のお悩み別、おすすめケアアイテム7選

強さを増す日差しに高まる湿度と気温。美肌研究家のソンミさんに、毛穴の目立ちについて話を聞きました。原因を正しく把握して、トラブルを回避するコツを学ぼう。

【毛穴】メイクで隠しきれない白&黒のポツポツや陥没。

毛穴は誰にでもあるので、あまり気にしすぎないで、と美肌研究家のソンミさん。

「クレンジングと洗顔をきちんとしていれば、毛穴はそれほど気にならないはず。それでもまだ目立つなら、原因を分析して対処しましょう。白いボツボツは、古い角質や皮脂。こちらは酵素洗顔やクレンジングでオフします。黒いボツボツは、詰まった汚れが酸化したもの。美白コスメでお手入れを。ただ毛穴が大きく開いているなら乾燥が考えられるので、保湿をしましょう。涙型に広がった毛穴はたるみによるものなので、エイジングケアが有効です」

A、【ONE BY KOSE】クリアピール セラム

角栓ができる背景には、本来消化されるべき不要な脂腺細胞が適切に処理されないトラブルがあることを解明。その研究成果を応用し、開発した拭き取り美容液。トレハロースが角栓の形成を防ぎ、ビタミンC誘導体やハマメリスエキス、ヒアルロン酸などがいま目立つ毛穴をケアする。120ml￥3,850＊編集部調べ 5／16発売（コーセー TEL：0120・526・311）

B、【The Ordinary】N10＋Z1フェイスセラム

美容業界の価格設定や透明性に対する不満から生まれた、カナダ発のスキンケアブランド。整肌成分としてナイアシンアミドを10％、亜鉛を1％配合したセラムは、肌の表面をなめらかにし、ツヤを与えながら、毛穴の目立たない明るい肌に整える。過剰な皮脂によるベタつきケアにも有効。60ml￥1,980 5／29発売（オーディナリー TEL：0570・003・770）

C、【RISM】デイリーケアマスク クールトーニング

ひんやり涼感処方のシートマスク。3種のビタミンC誘導体やハマメリス葉エキス、ゲンチアナ根エキスが毛穴をキュッと収れん。PHAが、古い角質を取り除く。洗顔後はこれ1枚でスキンケアが完了するので、時短ケアにも便利。100％植物性セルロースのシートが、肌にピタッと密着する。7枚￥770 限定発売（サン・スマイル TEL：03・3505・4430）

D、【softymo】毛穴小町 酵素クレンジングオイル

毎日使うクレンジングで毛穴&角質ケアができるアイテム。酵素プロテアーゼが古い角質をオフし、米ぬかオイルが毛穴をケア。CICA成分とスクワランが、肌に潤いを与える。W洗顔不要、マツエクOK 。濡れた手でも使える。150ml￥1,430＊編集部調べ（コーセーコスメポート TEL：0800・222・2202）

E、【THREE】バランシング クレンジング バーム

バームをもっと手軽に使えるようにと、チューブタイプにしたアイテム。柔らかいテクスチャーは、美容液成分が83％。シークレイ、溶岩クレイ、ベントナイトと3種のクレイが毛穴の汚れを吸着し、5種の植物オイルとバターが肌を保湿する。90g￥4,840 5／8発売（THREE TEL：0120・898・003）

F、【NIVEA】クリアビューティー 2WAY美容洗顔

美容ミネラルクレイが毛穴汚れや不要な角質を落として、ザラつきやくすみを払拭。泡立てて使えば、毎日の洗顔に。肌のザラつきやくすみ、毛穴のボツボツが特に気になる日は、直塗りするパック洗顔として、スペシャルケアにも使える。120g￥968＊編集部調べ（ニベア花王 TEL：0120・165・699）

G、【dr365】V.C. リリースクレンジング ジェル

皮脂トラブルに悩む人に嬉しい、オイルフリーのクレンジング。弾力のあるジェルが肌への摩擦を防ぎ、オリーブ由来の非油性クレンズ成分がメイクや皮脂、毛穴の角栓まですっきり洗浄。保湿成分で汚れを浮かせて絡め取るから、洗うたびしっとり感が高まる。100g￥3,520（dr365 support＠dr365.co.jp）

Check！ プロの効かせ技！ 毛穴のお悩み編

メイクの濃さによってクレンジングを変える。

毛穴に悩む人の多くは、クレンジング選びに失敗している、とソンミさん。

「洗浄力の強すぎるアイテムを使うと、肌が乾燥して皮脂が増え、毛穴が目立ちます。逆に洗浄力が弱すぎると汚れが残り、毛穴目立ちの原因に。薄いメイクにはミルクタイプ、濃いメイクにはオイルやジェルを選ぶようにすれば、毛穴目立ちが解消するはず」

ソンミさん 美肌研究家。タレント時代にスキンケアの研究を始め、美容の情報を発信するように。スキンケアブランド『meeth』や食べるスキンケアブランド『&meal』のプロデュースも手がける。

※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・恩田はるみ スタイリスト・荻野玲子 イラスト・別府麻衣 取材、文・風間裕美子

（by anan編集部）