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警察沙汰になりかねない… 略奪婚を企てた女性が起こした「不倫にハマった末の暴走」【後編】

  • 2024.5.5

彩里さん(仮名・27歳)の友人の真帆さん(仮名)は既婚男性を好きになり、略奪を企て始めたそう。その不倫相手の友人も含め、4人でドライブへ。しかし、残念ながら友人も既婚者。彩里さんは友人男性からアプローチを断り続けていましたが、その妻から不倫の疑いをかけられることに。身の潔白を証明して一件落着となったものの、真帆さんからの謝罪はなし。呆れた彩里さんのとった行動とは…。

不倫相手との写真をSNSにアップ

「私が不倫疑惑をかけられ、なんとか身の潔白を証明したあと、しばらく真帆とは距離を置いていました。真帆の不倫相手は安田さん(仮名)と言うのですが、あるとき真帆のSNSに二人のツーショット写真がアップロードされたのです。
大丈夫なのかなと思い、久しぶりに連絡を取りました。すると、“順調だよ”と言うのです。うまくいっているんだと思いましたが、まだ離婚には至っていないとのこと。“だから写真はすぐ消すつもり”と言うので、嫌な予感がしました」

不倫にハマった友人の暴走

「真帆が暴走モードに入っているんじゃないかと感じ始めたころ、真帆の不倫相手の安田さんから私にLINEが届きました。安田さんから連絡が来たことはなかったので、何かあったんだな…と瞬時に察しました。
LINEにはやはり、“大変なことになっている”とありました。先日、安田さんは妻と一緒にアウトレットに買いものに出かけたそう。するとその先で、いきなり真帆が現れたらしいのです。おそらく、真帆が安田さんのスマートフォンを勝手に見て妻とのLINEを覗き、行き先や日にちの情報を得て、行動に移したのではないかとのことでした」

警察沙汰になりかねない事態

「真帆は偶然を装っていたそうですが、計画的なのは明らか。安田さんは咄嗟に“職場の後輩”だとごまかしたそうですが、妻は疑っていると。安田さんは、“とにかく妻をフォローしなければならない”と言い、“彼女のことは任せたい”と、真帆のフォローを託されました。
また面倒なことに巻き込まれたとウンザリでしたが、よくよく聞くと、真帆はほかにも危険な行動をおかしていました。安田さんの自宅の前で撮った写真を送りつけてきたそうなんです。自宅の場所までは伝えた覚えはなく、どうやって住所を知ったのかは分からないとのこと。これはそのうち警察沙汰になりかねないと思い、私も重い腰を上げて真帆と直接会うことにしました」

母親の話になると顔色が変わり…

「私は真帆に会い、ここまでのいきすぎた行動を諫めました。“このままでは妻側から慰謝料を請求されるかもしれない”と伝え、その額も100万円を超える可能性があると示唆。でも真帆は、“それぐらいなら払う”と言いました。身を滅ぼしかねないという危険性をいくら伝えても、聞く耳を持たないのです。
しかし、話が親のことに及ぶと、真帆の顔色が変わりました。“親にも迷惑をかけることになるかも”と言うと、“それは困る”とうろたえました。真帆は片親で、母親しかいません。これまで迷惑をかけてきた自覚があるようで、年齢も年齢だしこれ以上は…と思っていたようです。真帆はようやく私の申し出を受け入れ、身を引く覚悟を決めました。
その後、安田さん夫婦は離婚にまでは至らず、引っ越しをしたそう。私は、また面倒なことに巻き込まれるのは嫌なので、真帆とは距離を置いている状態です」

“友人の略奪愛に巻き込まれた女性の苦悩”をご紹介しました。
今回は友人は身を引いたものの、また同じ過ちを犯しそうな気配もあります。これから先、どのようにして友人と付き合っていくのか。自分にも累が及ぶ可能性を考えると、悩むところでしょうね。
©polkadot/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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