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【顔も見たくない!!】悪女女優3大ヴィラン・韓国時代劇編

  • 2024.5.5

韓国時代劇で主役と同じように非常に重要な存在になっているのが悪役だ。実際、悪役が強烈だと歴史のスケールがとてつもなく大きくなる。それがまた、時代劇の醍醐味につながってくるのである。そんな時代劇を過去にたくさん見てきて、一番心に残った悪役女優を3人選んでみよう。

●キョン・ミリ

傑作としてよく知られる『宮廷女官 チャングムの誓い』では、イ・ヨンエが演じたチャングムが時代劇の愛すべきヒロインになっていた。そのチャングムをひどくイジメ抜いたのが、キョン・ミリが演じたチェ尚宮(サングン)だ。

とにかく、チャングムの師匠でもあったハン尚宮への仕打ちも本当に許せなかった。そんな究極の悪女を演じたキョン・ミリは、とても狡猾な表情をよく見せていた。彼女は『イ・サン』でも主人公イ・サンの母に扮して、アクの強い演技を披露していた。

●キム・ヨジン

キム・ヨジンの場合、過去に時代劇で演じた悪役がとても個性的だった。たとえば、『イ・サン』では貞純(チョンスン)王后としてジワジワとイ・サンを追い詰めていくところに悪役の凄みがあったし、『華政(ファジョン)』では希代の悪女・金介屎(キム・ゲシ)を「恐ろしい策略を仕組んだ魔性の女」として堂々と演じていた。

キム・ヨジンの演技には常に「果たして何が起こるのか?」と思わせる迫力があった。

キム・ミスク、キョン・ミリ、キム・ヨジン
左からキム・ミスク、キョン・ミリ、キム・ヨジン

●キム・ミスク

キム・ミスクは現代劇でも恐ろしい悪女をよく演じていた。それだけに、『オクニョ 運命の女(ひと)』でキム・ミスクが文定(ムンジョン)王后を演じることを知ったときは、「本当に適役だ」と妙に納得したものだ。それは、文定王后が歴史に残る究極的な悪女だったからである。

実際、キム・ミスクが演じた文定王后は、どうしようもないほどのワルの典型だった。また、キム・ミスクが画面に出ると、「次はどんな悪事をするのか」とゾクゾクしてしまう。そういう意味でも、彼女は「悪女をやらせたら天下一品」と言えるかもしれない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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