【歴代メットガラ】過去のテーマを総復習～パンク、中国、カトリックまで～

1974年～2023年までの30年間を、最もアイコニックだったルックと合わせてプレイバック！

2023年「カール・ラガーフェルド：美の系譜」

2023年は、亡きファッションデザイナーのカール・ラガーフェルドを称えたテーマに沿って、彼が手がけた衣装や、彼の作品にオマージュを捧げた衣装を着用するゲストで会場はあふれかえっていた。

ひときわ目を引いたのは、カールの愛猫シュペットに扮して出席したジャレッド・レト。あまりにもキュートな姿に、アン・ハサウェイ（左）とサルマ・ハエック（右）も駆けつけ、カメラの前でポーズ。アンはヴェルサーチェ、サルマはグッチのドレスを着用している。

2022年「イン・アメリカ：ファッションのアンソロジー」

アメリカの映画スターやヒーローに敬意を表した衣装で登場したゲストたちのなかで、特に注目を浴びたキム・カーダシアンのルック。ボブ・マッキーのスケッチをもとにジャン・ルイがデザインし、マリリン・モンローが実際に着用した、アメリカの歴史上最もアイコニックなドレスのひとつ。キムの着用によりドレスの一部が破損したことが明らかになり、炎上騒ぎに発展した。

2021年「イン・アメリカ：ファッションの辞書」

パンデミックの影響で2020年は中止となり、2021年は9月に開催されたメットガラ。カイア・ガーバーは、オスカー デ ラ レンタのドレスで登場し、1981年のビアンカ・ジャガーのルックにオマージュを捧げた。

2019年「キャンプ：ファッションについてのノート」

この年、ゼンデイヤはトミー ヒルフィガーのドレスを着て登場。グレーだったドレスが、魔法使いのマジックでオーロラブルーに輝きだすという、粋なシンデレラモーメントを演出した。

2018年「天国のボディ：ファッションとカトリックのイマジネーション」

リアーナが話題をさらった、こちらのルック。ジョン・ガリアーノがデザインしたメゾン マルジェラのミニドレスとローブには、無数のパールやクリスタルがあしらわれており、頭には同じ素材でできたスティーブン・ジョーンズのミトラ（司教冠）を着用した。