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生地もクリームもあるのに【材料4つのシュークリーム】だと⁉その秘密は…天才の発想な生地作りにアリ

  • 2024.5.5

スイーツ作りも大好きな筆者ですが、シュークリームはシュー生地をふくらませるのが難しく、作るのに尻込みしてしまうスイーツのひとつ。ところが、クリーム込みでも材料4つで作れる、おいしそう&お手軽なレシピをYouTubeで発見しました♪普通なら、シュー生地だけでも薄力粉、バター、卵、砂糖を使うし、クリームも作る!となれば材料はかなり増えると思うのですが…。材料レスで上手に作れるのは、なぁぜなぁぜ?


材料4つで作れる「シュークリーム」考案者は22歳のスイーツ男子

材料4つだけで作れるシュークリームを見つけたのは、YouTubeのスイーツチャンネル『syun cooking』。登録者数90.5万人のチャンネルを運営しているのは、22歳のスイーツ男子です。

簡単なのにおしゃれに仕上がる!をコンセプトに、独学で考えたカフェスイーツレシピを投稿していますよ。

今回作ってみる「材料4つのシュークリーム」は、シュー生地になんと冷凍パイシートを使っていました。しかも、解凍したパイシートをそのまま使うのではなく、ちぎって練るという驚きの作り方!どうしたらこんなアイデアが浮かぶの?と、尊敬してしまいます。

シュークリームが大好きな筆者ですが、シュー生地作りはハードルが高くて数回しか作ったことがありません。でも、このレシピなら上手に焼けそうな気がします!

冷凍パイシートを練るのがポイント!「材料4つのシュークリーム」

動画ではサイズが不明の長方形のパイシートを使っていましたが、今回は入手出来た18cm×18cmのパイシート1枚で作ってみます。



【材料】(8~10個分)
冷凍パイシート…1枚
水…大さじ1
サラダ油…10g
卵…2個
ホイップクリーム…1袋

1.  常温に戻したパイシートを細かくちぎって耐熱容器に入れ、水とサラダ油を加えて電子レンジ(500W)で1分加熱します。



冷凍パイシートを、こんなに小さくちぎるのは初めて!何層にも折り込んだパイ生地をちぎってしまうのは、なんだかもったいない気がします。そしてパイ生地がシュー生地になるなんて、まだ信じられません。

2.  加熱したパイシートをダマがなくなるまでしっかりと練り、もう一度電子レンジ(500W)で1分加熱します。



加熱したパイシートをシリコンベラで練ると、ねっちりとした生地感に。そして意外と重たい。



もう一度電子レンジで加熱して、生地の水分を飛ばします。

3.  ダマがなくなるように、しっかりと練ります。



電子レンジで加熱すると水分がなくなり、練るとシュー生地そっくりに!元がパイシートだったなんて、全くわかりません。パイシートをシュー生地に使おうと思い付いたのが、すごい!

4.  溶きほぐした卵液を3回に分けてシュー生地に加え、都度よく混ぜます。



卵液は3回に分けて加えますが、絞り出したシュー生地の艶出しにも使うので、少しだけ残しておいてくださいね。

卵液を1回加えて混ぜると、シュー生地が卵っぽい色に、2回加えて混ぜると、ねっとりとなめらかになりました。



上の画像は、卵液を3回加えて混ぜた状態です。生地がたら~っと垂れ、ヘラの先で三角形に伸びるくらいのやわらかさが目安ですよ。卵液を3回目に加える時は、様子を見ながら加えてくださいね。

5.  絞り袋にシュー生地を入れ、クッキングシートを敷いた天板の上に直径約5cmに絞り出します。絞り終えたら、残った卵液を表面に塗ります。



レシピに直径5cmと書かれていたのに、直径3cm程度に絞り出してしまいました…。ミニサイズだったので15個も絞れ、しかもシュー生地が半分くらい残りました。



とりあえず残っていた卵液を表面に塗りました。


6.  アルミホイルを被せて、トースター1000Wで15~20分焼きます。



筆者宅のトースターはワット数での設定が出来ないので、今回は230℃で焼くことに。

動画では絞った生地にアルミホイルを被せてからトースターに入れていましたが、アルミホイルを被せると生地がくっついてしまったので、今回は5分ほど焼いて表面が乾いてからアルミホイルを被せました。



トースター230℃で15分焼いてアルミホイルを外すと、シュー生地が少しふっくらとしていました♪表面に焼き色を付けるため、さらに2分ほど焼きました。



230℃で17分焼くと、こんがりとしたおいしそうなシュー生地に焼き上がりました♪ただ、上に膨らんでもミニサイズ…。



残っていたシュー生地は、レシピ通りに直径5cmほどの円を描いて絞り出しました。ミニサイズのシュー生地は天板に押し付け気味に絞ってしてしまったので、今回は円錐形になるよう、高さを意識して絞り出し、表面に卵液を塗りました。

今回も、ミニサイズのシュー生地と同じように、230℃で5分ほど焼いてからアルミホイルを被せることに。15分ほど焼いたらアルミホイルを外し、表面に焼き色を付けました。



今回はシュー生地らしく、ふっくらと高さが出ました♪

7.  シュー生地が冷めたら生地を横半分に切って、ホイップクリームを詰めます。



ふっくらと焼けた大きいサイズのシュー生地を半分に切ってみると、きちんと空洞になっていました♪シュー生地作りは難易度が高く、空洞にするのが難しいのですが、冷凍パイシートを練ったシュー生地には、見事な空洞が♡

今回は大きいサイズのシュー生地が9個出来たので、4個はレシピ通りにホイップクリームを絞り、残りの5個はホイップクリームの上に切ったいちご(分量外)、ミニサイズのシュー生地5個にはホイップクリームの上に缶詰のみかん(分量外)を乗せてアレンジしました。

ハードタイプのシュー生地♪サクッと軽くてプロっぽい仕上がり!



YouTubeのスイーツチャンネル『syun cooking』で見つけた「材料4つのシュークリーム」が完成しました♪冷凍パイシートをちぎり、それを練って生地を作りましたが、ビックリするくらい本格的なシュー生地に焼き上がりました。これはスゴイ!と自画自賛。

クリームは市販のホイップクリームを絞るだけなので、仕上げはあっという間でした♪

食べてみると硬めのシュー生地なのですが、重たさはなくサクッと歯ざわりがよくておいしい♪パイらしさはまったくなく、甘さは控えめの香ばしい生地で、とってもおいしい~。ホイップクリームが軽いのでペロリと食べられちゃいます。



いちごが残っていたので、スライスいちごをトッピングしてアレンジ。真っ白なホイップクリームに真っ赤ないちごが少し乗るだけで、とってもかわいらしく仕上がりました♪口に入れるといちごの爽やかさと甘さが加わり、ぜいたくな気分に。

ケーキショップで買ってきた!と言っても通用しそうな仕上がりに、大満足です。



こちらは、絞り出しのサイズを間違えてミニサイズになってしまったシュークリーム。こちらには缶詰のみかんを半分に切って乗せました。

ひと口でパクッと食べられるサイズ感なので、思いのほか食べやすい♪今回は缶詰のみかんだけを乗せましたが、フルーツを変えたり、削ったチョコレートを振りかけたりしたら、映えるミニシュークリームになりそう♪



ミニサイズのシュー生地は15個も焼けたので、ホイップクリームが足りなくなってしまいました。でも、シュー生地だけでもとってもおいしい!

サクッと軽い食感で、なんだかクロワッサンをクッキーにしたような、おいしいおやつでしたよ。

冷凍パイシートの活用で簡単にふっくらシュー生地が完成♪



YouTubeのスイーツチャンネル『syun cooking』で見つけた「材料4つのシュークリーム」は、冷凍パイシートを練って使うというアイデアが、天才的なレシピでした。

筆者はシュークリームが大好物なのですが、シュー生地をふっくらと焼くのが難しく、これまで手作りシュークリームに挑戦したのは数回程度。

今回「材料4つのシュークリーム」を作ってみて、こんなに簡単においしく、しかもふっくらと膨らむの⁉と衝撃を受けました。今までのシュー生地作りの苦労は何だったんだ?と思ったほどです。

とってもおすすめのシュークリームレシピで、トースターですぐに焼けるのも魅力的♡筆者のように、シュークリームはハードルが高い!と尻込みしていた方も、これなら簡単♪と思えるはず。ぜひ挑戦してみてくださいね。

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